日本チョウ類保全協会が主導して行っているチョウ類のモニタリング調査に今年から参加していました。
散歩のついでにできる簡単な調査で、出会ったチョウ類の種と個体数を記録していくものです。
この調査がどういうものなのか、という具体的な説明は別の記事ですることにして、本記事では実際に自分がやった調査でどんなことが分かったのかをまとめてみます。
モニタリング調査についての紹介記事↓

お散歩から始める昆虫調査 ~チョウのモニタリング調査に参加しよう~
チョウ類は、生き物の中でも環境の変化に敏感であることが分かっており、環境を評価する指標生物として適しています。そのため、チョウを対象に継続的な調査を行い、その変化を調べること(モニタリング調査)で、自然環境がどのように変化しているのかを知ることができます…
なお、このチョウのモニタリング調査データはeBMSというウェブサイトで公開されており、誰でも参加者の調査データを見ることができます。
今回は1年目ということで経年比較はできませんが、今年の調査で分かった近所のチョウ類相や群集構造は述べられます。
また、自分の調査結果を述べつつ公開されている他地域の調査結果との比較にも踏み込んでいけるので、意外としっかりした研究(ごっこ?)みたいなものが出来そうです。
調査方法
調査方法は日本チョウ類保全協会が出しているマニュアルに従っています。
調査地に調査ルートを設定し、それを環境のタイプや地形の変化点で区切り、セクションに分割します。
毎回同じ調査ルートを歩き、分割したセクションごとにチョウ類の種名と個体数を記録しました。
記録する範囲は、歩く位置から左右と頭上5mです。
環境データとしては以下の通り記録しました。
- 時刻(開始、終了)
- 気温(開始時と終了時の)
- 雲量(各セクションの平均値)
- 風向き(全体的な)
- 風力(全体的な)
調査は2025年3月23日から11月2日までに計44回実施しており、現在も継続中です。
月ごとの調査回数は統一していません。雨天でない限りは散歩に出る度に調査を行いました。
(このモニタリングでは調査回数は不揃いでも多くても良いとのことです)
気温は18℃以上の日に実施し、これに満たない場合は13℃以上で雲量50%以下の条件の日のみ調査を実施しました。
調査は10:00~15:00の間で実施し、なるべく同じ時間帯(10:00~12:00頃)に行うようにしました。
ただし夏の暑い日は時間を早めて9:00から行った日もありました。
調査は「Butterfly Count」のアプリを使用し、記録したデータは即時eBMSのデータベース上にアップロードされるようにしていました。
私を始めモニタリング参加者の調査データはオープンになっており、以下のWebサイトで確認できます。
https://butterfly-monitoring.net/ja/node/77
調査地とルート、セクション
調査は埼玉県上尾市の某所(下図参照)で実施しました。
調査ルートおよびセクション
12に分割したセクションの合計長はおよそ3kmで、これを各回60~90分ほどかけて調査しました。
12セクションの環境写真
調査地の環境は以下のように分けられます。
緑の多い住宅地(S2,S4)
草地・農耕地(S5,S8,S11)
林縁(S6,S9,S10)
林内(S7)
環境としては平地の住宅地~農村環境です。
ルートは住宅地からスタートし、農耕地を通って雑木林(コナラやイヌシデなどの)に向かいます。
雑木林の中も通りつつ樹林の周縁部を歩き、再び農耕地に戻って最後は市街地の中を通って終了です。
バランスよくいろいろな環境を巡れるルートかなと思います。
(ルートの選定には保全協会の方にかなり助言をいただきました)
調査結果と考察
調査では41種3797個体のチョウを記録しました。
1年で40種も記録できたのは、かなり頑張った方(というか、調査地のポテンシャルがスゴかった)と思います。
一方で目撃しているのに調査時に出てくれなかった種や、捕獲に失敗して何だか分からずに終わったものなども複数あったため、まだ伸びしろは感じています。
調査地において代表的な種
確認種の中で個体数が多かったのは、上からヤマトシジミ(1688個体)、モンシロチョウ(605個体)、キタテハ(357個体)、イチモンジセセリ(230個体)、チャバネセセリ(120個体)でした。

堂々の1位、ヤマトシジミ
ヤマトシジミの個体数はぶっちぎりで多く、全確認個体数の44%を占めました。
一番多かった8月24日には、1日で136個体を記録しました。

第2位、モンシロチョウ
モンシロチョウの個体数もかなり多く、とくに農耕地を通るS5では計291個体が確認されました。
つまりモンシロチョウ全体の半分くらいが一つのセクションで出ているという状態です。
ヤマトシジミとモンシロチョウの2種は唯一、全てのセクションで確認されました。
個体数上位5種の年間の個体数推移(季節消長)を折れ線グラフにしてみました。
個体数上位5種の季節消長(2025年、上尾市)
これを見るとヤマトシジミのピークは年に複数回あり当地では特に盛夏(8月中旬頃)に多いことが分かります。
モンシロチョウのピークは春(5月から6月)にあり、真夏以外ほとんど絶えることなく年中見られています。
キタテハは春から秋に広く見られますが、とくに越冬前の晩秋に個体数をグッと増す傾向が見られました。
セセリチョウ類は春はほとんど見つかりませんが、8月半ばごろから急に増えてきて、そこから秋にかけての出現のみで優占種トップ5に食い入ります。
優占種の5種はいずれも草地に生息する種で、当調査地は草地性のチョウ類が優占する環境であることが分かります。
注目すべき種
確認した41種には、希少種と外来種(モンシロチョウ除く)が2種ずつ含まれていました。
まずは希少種から。

コチャバネセセリ
Thoressa varia (Murray, 1875)
ひとつはコチャバネセセリです。本種は埼玉県レッドデータブック(2018)において準絶滅危惧(NT2)とされています。
幼虫はクマザサやアズマネザサなどササ類を食べるため、それらが生える雑木林や林縁環境に生息するチョウです。
丘陵部や山地においては普通にみられますが、低地での減少が著しいとのことでレッド掲載種となっています。
調査地ではS6からS10にかけての樹林周りで確認されました。
林縁の花や鳥の糞に訪れる個体が観察できましたが、あまり多くはない印象でした。
ただキマダラセセリや後述のオオチャバネセセリよりは多く、発生時期に調査地を訪れればちゃんと見つかる種ではあります。
※キマダラセセリは今年1個体しか出ていない超レアキャラでした……
もう一つの希少種もセセリチョウです。

オオチャバネセセリ
Polytremis pellucida pellucida (Murray, 1875)
本種も埼玉県レッドデータブック(2018)において準絶滅危惧(NT2)とされています。
生態はコチャバネセセリとほぼ同じで、本種の幼虫もササ類を食べます。
コチャバネセセリと異なり本種は近隣県のレッドリストにも掲載されている種で、各地で減少傾向にあるようです。
調査地での確認は4回(4個体)で、うち3回はS10での出現でした。
S9でも1回出ましたが、基本的に出る場所がかなり決まっている印象で、細々と生息しているのが伺えました。
希少種以外で出現が少なかった種としては、キマダラセセリ、テングチョウ、ミズイロオナガシジミ、ムシャクロツバメシジミ、ルリタテハ(すべて1回1個体のみの出現)が挙げられます。

ミズイロオナガシジミ
Antigius attilia attilia (Bremer, 1861)
特にミズイロオナガシジミは当地では既に絶えた虫だと思っていたので、見つけられてうれしかったですね。
ルリタテハとテングチョウは標本が得られなかったので、来年以降の課題です。
それと、調査地で見たけど調査中に出なかった希少種もいました。

アサマイチモンジ
Limenitis glorifica Fruhstorfer, 1909
それがこの、アサマイチモンジです。
本種も埼玉県レッドデータブック(2018)において準絶滅危惧(NT2)とされています。
幼虫はスイカズラを食べるタテハチョウで、やや局地的な分布をする種です。
調査地ではS5に生育するスイカズラの付近で1個体を採集しています。
スイカズラ自体はS4~S7にかけて生育しており、同じスイカズラ食のイチモンジチョウも確認しているため、来年以降の確認に期待したいところです。
レアキャラ枠はこんなところで、次は外来種です。
特定外来生物のアカボシゴマダラはもちろん確認されました。

アカボシゴマダラ大陸亜種
Hestina assimilis assimilis (Linnaeus, 1758)
当たり前にみられるようになったアカボシゴマダラですが、本種が在来のチョウ類を脅かす存在となっているのかについては未だにはっきりしていません。
ただ、外来生物に対して「害がないならいてもよい」と考えるのは危険な気がします。今後どうなるかも分からないですからね。
今後の動向には常に注意しておかなければならない存在です。
最近知ったのですが、今は東北(宮城県)にまで分布を広げているようですね。
外来種はアカボシゴマダラだけだろうと思っていたのですが、もう1種発見されました。

ムシャクロツバメシジミ
Tongeia filicaudis (Pryer, 1877)
ムシャクロツバメシジミは2013年に愛知県で初めて見つかった外来種のシジミチョウで、関東地方では神奈川県に定着しています。
調査地ではS5で10月19日に1個体を確認、採集しました。
お隣の東京都では2024年に発見されていますが、おそらく埼玉県での記録はありません。
ということで追加を探しつつ調査中です。シーズンが終わったら結果をまとめて報告しようと思っています。
本種を確認したことが今年の調査における一番のトピックだったのかなと思います。
ヤマトシジミにしては翅黒いなと思って丁寧に追いかけていたら本種でした。
ちゃんと調査やっていなければ存在に気がつかなかったと思います……
種レベルのトピックはこんなところでしょうか。
セクションごとの結果比較
ここからはセクションごとの結果を整理してみます。
ここからは解析を行いますが、その前に個体数の補正を行いました。
各ルートの距離はバラバラで、そのまま扱うと距離が長いセクションで多くの個体が出現するという結果に引っ張られやすいです。
そのため各調査時の個体数をセクションの距離で割って、「1km あたりの個体数」を算出して解析に用いました。
まずは種数と補正個体数のデータから多様度指数を出してみました。
ShannonのH’が高い順に上から並べています
多様度指数は群集の多様度を数値化して評価することができる指数で、ここではShannonとSimpsonの2種類の多様度指数を示しています。
多様度指数は種数の大小だけでなく、各種の個体数のバランスも加味した評価がなされることが特徴です。
今回の例では種数が多いS6やS9が低い位置に出ていますが、これには共通する理由があります。
ヤマトシジミの個体数がめっちゃ多いのです。
このように特定の1種が優占するような地区は、種数が多くても多様度は低く評価されます。
一方でそういった特定種の優占がなかったS7はいずれの関数でも抜きんでて多様度が高いという結果が出ています。
S7
S7は林内を通る唯一の環境で、ミズイロオナガシジミなどの森林性種が中心に確認されたセクションでした。
実際歩いていて自然度の高さも感じたので、多様度指数が高いのも納得できます。
続いて各地点のクラスタリングを行ってみました。
クラスタリングとは、群集の構成が似ている地区・離れている地区をグループ分けする手法です。
結果の図を見てもらうと理解が早いと思います。
ChatGPTに書いてもらったコードをRに入力して作った図です
解析はほぼAI頼りなので使っている解析手法の理解がだいぶ浅くて恥ずかしいのですが……出力されるトーナメント表(デンドログラム)が各セクションの群集の近さを表しています(S12とS3が似ているとか)。
ここで、上の方で一度載せたセクションの環境を再掲します。
これとデンドログラムを見比べると……けっこう一致しています!
緑の多い住宅地(S2,S4)
草地・農耕地(S5,S8,S11)
林縁(S6,S9,S10)
林内(S7)
再掲
林縁環境のS9とS6は近くに分けられているし、草地のS8、S11、S5も同じブロックです。
特異な林内環境のS7は完全に独立しているし、市街地のS1、S12、S3も同じブロックに収まっています。
ほんとはこれに加えて、各ブロックを分ける基準となった種(指標種)を表示した図を作りたかったのですが……そこまではうまくいきませんでした。林縁環境は草地のチョウも樹林のチョウも出てしまうので、指標種抽出も上手くいきにくいのかなという印象です。
(学生時代にお世話になったTWINSPAN解析をやってみたかったのですが、ChatGPT曰くアレは古典的な手法で、今のRではできなさそうでした……)
もう一つ、チョウの調査をやったからこそできる解析があります。
環境階級存在比(ER)です。
他の昆虫よりもよく調べられているチョウ類には、「この種にはこの指標値を使ってください」というような情報が日本産在来種全種について存在しており、これを利用することで誰でも簡単に環境評価ができるのです!
ERは田中(1988)によって提案された指数で、以下の論文に計算方法や各種の指標値が掲載されています。
田中蕃, 1988. 蝶による環境評価の一方法. 日本鱗翅学会特別報告.
最終的に算出されるERの数値は1セクションにつき以下の4種類があります。
- ps(原始段階:非定住非利用)
- as(二次段階:非定住利用)
- rs(三次段階:農村・人里)
- us(四次段階:都市・工業社会)
原始段階は原生的な自然で、四次段階になると都市環境、というように上から順に人の手の入り具合を表しています。
算出したERの値を比べて、どの段階の数字が大きくなるかによって地点やセクションの環境を評価することができるわけです。
ということで論文の内容をもとに各セクションのERを計算し、棒グラフにしてみました。
各地点のER値
ERの値は全て足すとピッタリ10になるようにできているため、セクション間でこのように並べて比較ができます。
全体的な傾向としては紫のrs(農村・人里)の値が高いですね。
ただ一つ、林内環境であるS7だけは一つ上位の段階である青:as(非定住利用)の値が一番高くなっています。
つまり、全体としては農村環境だけどS7だけは頭一つ抜けて自然度が高い環境である、という事がこの結果から読み取れます。
S7は多様度指数もナンバーワンだし、自然度も高いという評価でとにかくいい環境であるのがよく分かりました。
各セクションの比較はこんなところでしょうか。
とりあえずここまでが、調査地のチョウ類相と群集構造についての分析でした。
ここから先は……近隣地域との比較をします!
近隣地域の調査地との比較
上尾市の周辺だと、さいたま市に3カ所の調査地(大和田公園、秋ヶ瀬公園、見沼自然の家)があり、同じ手法でチョウ類の調査が行われているようです。
調査データはデータベースとしてeBMSのwebページ(オンラインデータを調べる)に公開されており、これを頑張ってExcelにコピペすることで他地域の調査データを拾うことができます。
データコピー作業は120件ずつ地道にやっていく……
まずは種数と多様度指数の比較をしてみます。
※以降の解析では上尾以外の調査地の個体数は距離による補正をかけていません(他地域のセクション距離までは不明なため)
各地点の多様度指数の比較
地点によっては2025年の調査データがなかったり、もっと前のデータがあったりと違いがありますが、ここでは全調査期間を合算して比較しています。
種数でみれば私の調査地(上尾)は大和田公園に次ぐ2番目ですが、多様度指数では3番手となっています。
(別に競争しているわけではないが……(笑))
多様度指数のトップはH’もDも秋ヶ瀬公園でした。さすがですね。
秋ヶ瀬公園ではやはりミドリシジミが確認されており、他地域とは格が違う感じがします。
地点ごとの出現種の違い(一部)を表にしてみました。
出現種の比較(一部) ※赤色セルは上尾のみでの出現
まず、希少種の2種(オオチャバネセセリ、コチャバネセセリ)はともに近隣地域では未確認で、今のところ上尾のみで出現しているようですね。
アサマイチモンジも加えれば3種の希少種が生息する地点に。これはアツいな……
さらにムシャクロツバメシジミとツマキチョウを加えた4種(5種)が上尾に特異な出現種です。ツマキチョウが他地点で出てないのはちょっと意外。
秋ヶ瀬公園ではミドリシジミが、見沼自然の家ではクロヒカゲとギンイチモンジセセリが特異的に出ています。上尾でしか出ない希少種がいる反面、向こうにしかいない希少種もいますね……
ギンイチモンジセセリは春の調査中にそれらしいものを1度だけ目撃しているので、上尾でも出てくれることを願っています。
種数トップの大和田公園ではコジャノメとツマグロキチョウ、クロマダラソテツシジミが特異的に出ていますね。
他に上尾で出ていない種としてはウラナミアカシジミ、コムラサキ、カラスアゲハ、クロコノマチョウ、ジャコウアゲハです。
ミドリシジミとコムラサキは厳しいけど、あとは環境的には出てもおかしくないですね。
キタキチョウに混ざるかもしれないツマグロキチョウを見抜けるかどうか……頑張ります。
こんな感じで、周辺地域と出現種を比較して「来年はこれを召喚しよう」とか考えるのは楽しいですね。
それぞれの地点の環境の違いは出現種の構成だけではなく、優占種の構成にも影響します。
優占5種個体数推移(季節消長)について、各地点Ver. を作ってみました。
(基本2025年。秋ヶ瀬公園のみ2023年のデータ。)
これは上尾(再掲)
大和田公園の優占5種の季節消長
見沼自然の家の優占5種の季節消長
秋ヶ瀬公園の優占5種の季節消長
最優占種はどの地点もヤマトシジミですが、以降の順番や構成種には地点ごとに違いが出ていますね。
モンシロチョウとキタテハはどの地点でも5位以内に入っていますが、残りの2種は地点ごとにけっこう違っていて面白いです。
上尾(イチモンジセセリ、チャバネセセリ)
大和田公園(ウラナミシジミ、キタキチョウ)
見沼自然の家(ヒメウラナミジャノメ、ベニシジミ)
秋ヶ瀬公園(ヒメウラナミジャノメ、イチモンジセセリ)
こういった差は各地点の代表的な環境の違いがもたらしているのでしょうね。
あとは、ヤマトシジミのピークが来るタイミングが地点によって若干違いますね。
上尾は夏が一番多かったのですが、大和田公園は秋にとんでもない個体数が出ていて……1日で600個体も数えたのか(笑)
あとは、ER(環境階級存在比)の値も求めて各地点の環境を評価してみました。
今回はレーダーチャートで示します。
各地点のER値比較
どの地点もrs(三次段階:農村・人里環境)に突出している点は共通しています。
大和田公園は上尾とレーダーチャートの形が似ており近い環境であることが分かります。
見沼自然の家と秋ヶ瀬公園はas(二次段階:非定住利用)の値も高く、前2つより自然度が高いことが伺えます。
近隣地域との比較はこんなところです。
自分の調査地点の強みや目標が見つかりましたね。打倒、大和田公園ということで……45種を目指します。
チョウ類の調査に参加しましょう
ということで、まずは1年チョウの調査をやってみての結果報告でした。
これから何年か続けることができれば、今度は経年比較とかそういう視点も持って結果分析を行っていけそうです。
そもそも私はうつ病の治療の目的で朝の散歩を義務付けられているので、散歩をもっと楽しいものにしよう! と思ってこの調査を始めたのでした。
調査をやってみて、初めて真剣に近所のチョウを見ることになりましたが……新しい発見がたくさんあって楽しかったです。
もちろん、調査中にはチョウ以外の昆虫もいろいろと出てきます。

ヒメアカネ(県RDBのVU)
チョウ以外の項目でも希少種がたくさん出ていて、あの場所はこんなにいい環境だったのか! と驚かされています。
このようにチョウのモニタリングは身近な自然の面白さや凄さを再発見する機会を与えてくれます。
もし調査に興味があれば、日本チョウ類保全協会のHPから情報をチェックしてみてください。
各地で開催されているモニタリング調査の研修会に参加してみると、やり方がよく分かると思います。
https://savebutterflies.jp/
あるいはHP下部のメールアドレスに「モニタリング調査に参加したい」とメールを送れば多分対応してくれます。
調査に参加して、チョウや身近な自然をもっと好きになりましょう!
調査についての紹介記事も良ければご覧ください。

お散歩から始める昆虫調査 ~チョウのモニタリング調査に参加しよう~
チョウ類は、生き物の中でも環境の変化に敏感であることが分かっており、環境を評価する指標生物として適しています。そのため、チョウを対象に継続的な調査を行い、その変化を調べること(モニタリング調査)で、自然環境がどのように変化しているのかを知ることができます…

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