8/17
奈良 帰省採集2日目。
昨日の散々な結果を挽回しなければ!!
天気の方はどうだ!?

ええ!?
晴れてる!!?
雨の予報は?
自分にもツキが回ってきたんだ!!
多分…
朝っぱらから取り敢えず外へ出てみる。

とりあえず、この先に側溝があったはずなのでそこを見ることに。

これはダメか(^_^;)
溜まってる落ち葉をあさってもサワガニしか出ませんでした(泣)

その代わり、側溝の横に溜まってる落ち葉をガサガサ…

アトワアオゴミムシ
Chlaenius virgulifer Chaudoir, 1876
2014.10.08 修正。
オオアトボシアオ→アトワアオゴミムシ
初採集でした!嬉しい!!
他には、

ルリセンチの…

ここ南部だけど、ミドリセンチもいるのかな??(笑)
スウィーピングもやってみましたが、樹上性ゴミムシのみ。
やっぱり、雨上がりでまだ気温も低いからキツイのかな…
早々にスウィーピングを諦め、トラップをかけに行くことに。

ここに昨日来ようとしてたんですけど…
今日は夜にまた父の実家から自分たちの実家に戻るので、夜帰る寸前までに何かかからないかな、という気持ちでかけますが…
環境的にキツそうです(^_^;)
というのも、父の実家のまわりはほとんど針葉樹林であり、広葉樹林が少ないです。
この場所は、針葉樹林に混じって少し広葉樹がある程度の場所です。
ミミズはいっぱいいるけど、オサムシはかからないのではないだろうか…
とはいえ、広葉樹林まで行ってかけると、回収に来れない(泣)という事態が起こりそうなのでここで我慢せざるを得ません(^_^;)

あまり期待はせず、10個のトラップを設置。
この近くには、貯木場(?)がありました。

おお!!こんなとこに!!
と思って近づいてみたものの、虫は全くいません。

多分、材が古いんですね…
この材が積んであった場所の隣の建物を見る限り、相当前の物だろう(ー ー;)
この後は、近くの川の方へ行ってみました。

行く途中にあるこの場所。
ここはオニヤンマが結構飛んでくるポイントです。
幼い頃からここで何度オニヤンマと戦ったことだろうか(笑)
実際、ここでの初採集に成功したのは一昨年(2012年)なんです(汗)
やっとのことで悲願達成したのに、標本の色が残らなくて…
そう、ここから始まったんだった…
少し待ったものの今日は見られず。
そうこうしていたら父から呼び出されたので家に戻りました。
(あくまでも昆虫採集メインではないので、帰省中にやることもちゃんとあります!)
墓参りとか色々です。
それらを済ませる間も、虫は探せるっちゃ探せるので、目を光らせていました(笑)
その結果、

これは!?

センチコガネ
Phelotrupes laevistriatus Motschulsky, 1858
タダセンチかよ!!
こっちは初めて見た気がするんですけど(笑)

ベーツヒラタカミキリ
Eurypoda (Neoprion) batesi Gahan, 1894
建物の窓にひっついてたので内側から見たらゴキブリかと思った…
まあこんな感じでした。
用事を終えた所で、また採集に行きます(笑)
父も自分も、さっきから家の近くをオニヤンマが周回しているのを発見していました。
一度見かけた、一番採りやすいと思われる場所で待ち伏せ…

ここ、交差点みたいになってて複数の道があります。
飛んでくるのは右前か、右後ろか、左か…
来た!!
右後ろか!!!
慌てず、奴の行動パターンを予測。
次は恐らく左から…
前かよ!!!(笑)
さらに次は、右から左へ抜けて行きました。
恐らく次は左か前。
集中だ…
よし、左から来た!!
早めに気付いたので、間合いを計ってネットイン!!!

オニヤンマ
Anotogaster sieboldii (Selys, 1854)
よっしゃ採れた!!
このトンボに関しては何回採っても飽きないですね(^^)
(今回は色残しをガチでやるつもりが、なぜかその日の内に☆になってしまい、家に帰ったら既に手遅れでした…
現在、油が出まくってとんでもない事に…)
オニヤンマをネットインした時の爽快感は凄いものです(笑)
今年も採れてよかった…
昔は、ヤマトタマムシとオニヤンマがどーしても採りたくて何回も挑戦してはことごとく敗れた記憶があるんですが、オニヤンマに関してはもうそんなことは無くなってしまいましたね。
オニヤンマで少し安心した所で、
河原へ向かいます。

雨で川が濁ってます。
自分が河原に来た理由はただひとつ。
カワラバッタを採るため!!
生息環境が減ったことで減少しているというカワラバッタですが、ここでは多くの個体が見れます。
標本を残しておきたいという思いからです。
奴らを見つけるには、歩けばよし(笑)
河原を適当にうろちょろしてると、地面から何かが飛び立つのが見えることがあります。
それをよーく見て着地点を把握し、的確に網をかぶせる。たったそれだけ(笑)
しばらく歩くと、早速カワラバッタ発見!!
あ、見失った(^_^;)
また発見!!
ん!?めっちゃ飛ぶなあいつ(^_^;)
またまた!!
飛んでる間に見失った…(^_^;)
彼らの保護色のクオリティは高い!!
しばらくしたら、雨が降ってきました(泣)
しかし、諦めが悪い自分は、どうせにわか雨でしょ?と結構な雨の中で徘徊(笑)
結構濡れました(^_^;)
それでもカワラバッタは跳んでくれました。
何回か逃げられ、ようやく…

カワラバッタ
Eusphingonotus japonicus (Saussure, 1888)
どうにか一匹確保。
ああ、久しぶりだな(*´ー`*)
このバッタは後翅が青くて綺麗なので開翅標本作ろうかな?
雨が弱まって来たので粘ってもう一匹追加し、昼飯の時間なので家に戻りました。
昼飯を食ってからもまだ昆虫採集に行く(アホ)
あとここで採っておきたいのは、ルリセンチかな…
ルリセンチを採るためには、山の中で落ち葉をかきわければいい。
ということで、いかにもって感じの場所へ。

この辺は広葉樹林なんですが、
うーん…
ここは流石にマズイんじゃないか…
地面に気を配れ…
うわぁ、やっぱりいたーーーーー!!!!

ニホンヤマビル
Haemadipsa zeylanica japonica Whitman, 1886
この辺りでは、場所にもよりますが、ヤマビルが本当に多数ウロチョロしてます(ー ー;)
長ズボンを履いてても無意味なので、さっさと逃げました。
こいつには絶対かなわない(^_^;)
ていうかこんな入り口のところでもいたんだ…
今まではちゃんと気を配ってなかったので気がつかなかっただけかもしれないけど、もっと奥にいるのかと思ってた…
未だにまともに噛まれたことは無いですが、父が酷い目にあってるのを何度も見てるので…
無策で突っ込む気にはなれません(笑)
あっさりルリセンチを諦めました(笑)
日差しが強くなり、木の葉が乾いてきたのでスウィーピングを再開することに。
カシ類の葉が多いです。
その辺を掬ってみると、綺麗なテントウ!!
これは知ってる!!

アミダテントウ
Amida tricolor (Harold, 1878)
学名もアミダ…
そこからアミダを取ったのか(笑)
アオバハゴロモの幼虫を食べてる暖地性の美麗テントウムシのようです。
いい木ないかなーと探してると、

あの木は…アカメガシワか!?
アカメガシワといえば、河川敷で散々スウィーピングしても入らなかった某ド普通種タマムシが付く木ですが…
この雰囲気なら行けるかな!?と思ったので掬ってみる。
斜め下から、ゆっくりと…
まわりの木も丁寧に掬う。
中を見てみる…
うーん…
んんんんん!????

ムネアカチビナカボソタマムシ
Nalanda rutilicollis (Obenberger, 1914)
おお!!!入ったぁ!!!
良かったー
これでまた一種追加出来ました(*´ー`*)


まわりの環境から何となくまた一つポイントをつかんだ気がします。
しばらく他の所でアカメガシワ等をスウィーピングした後、再び1匹目を採集した木をスウィーピングするとまさかの2匹目追加!!
河川敷とは確かに違う…
これは勉強になった!!
ありがとうございます(笑)
残った時間は、河原でスウィーピングしてました。
(特に何も得れず…)
その後は夜飯。
食った後、まさかのすぐ実家に帰宅というパターンに。
時刻19:30。
日没から2時間位しか経ってない…
トラップ終了のお知らせ
発狂しながら闇の中に突っ込んで行き、どうにか無事にトラップを回収。
結果は、大体想像通りですねorz
ツヤエンマコガネ×3
で、8時ごろ父の実家を出発。
まだ、灯火採集が残ってるんでした!!
クワガタよりそれ以外に期待しよっと!!(笑)
天気は曇り。
昼に雨降ったりな天気だったので、結構虫来るんじゃないか!?
ダムのポイント。

よし、今日は点いてる!!!
(丁度、放流してました)
ご覧の通り、虫が凄く探しづらいんです。
網で照らされてる木を掬ったりしましたが、ライトに飛んできてるのを掬った方が早そうだったのでそっちを掬って見たり。

写真だと分かんないとは思いますが、結構虫が飛んできてます。
でもまだ少ない方かも…
手前にある柵にはいろんな虫が止まってます(主にカメムシww)
何故か今日はオオゾウムシが集団で交尾してました…
結局、写真は全然撮ってないんですが、
クワガタではノコギリ♀のみ。
それ以外は…
キシタバの仲間2種(?)
クロモンアオシャク
本日2回目ベーツヒラタ
未採集なカミキリ!と思いきや何故かコウヤホソハナ(泣)
クワガタじゃないノコギリも採れました。
ノコギリカミキリ…
ではなかった!!!

ニセノコギリカミキリ
Prionus sejunctus Hayashi, 1959
酷い写真ですいませんm(_ _)m
♀は触角で見分けられるようなので、触角の節を数えて見たら、11。(11ですよね!?)
ということでニセノコギリでした!(ノコギリは12らしい…)
初採集なのか!?
今までに気づかずに採ってた可能性高いですけど(笑)
これがニセなんだったら次のポイントで見つけたノコギリカミキリも採っとけば良かった…
ベーツヒラタ、この日で何気なく二頭得てますがこれ結構運良かったんですね…
カミキリにまるで関心がなかった過去にスルーしてた可能性もありますが、記憶の限りでは初めて。
カミキリ屋にとってはちょっとイイ虫だったようで…
うーん魅力が分か
そんなことを知りもしなかった私は何となく採集したベーツヒラタを何となく展足してしまったことをやや後悔しております(汗)
(自分の好みで展足の気合いの入れ方変えるのやめないとな…)
もう一つのポイントへ。

(知ってる人には場所バレるなこれ…)
完全復活かと思ったら点いてるライト一個だけ!!!
それでもかなり虫を集めています。
ここで撮った唯一の虫の写真は、

エゾシモフリスズメ
Meganoton analis scribae (Austaut, 1911)
これだけです(笑)
でっけー蛾!!と思って写真を撮ったわけです。
一年前の自分なら恐ろしくて触れなかったけど…
素手で採集!!
蛾はかなり飛んで来てたので、良さげなやつを選んで採集したんですが、やっぱりうまく〆られない(泣)
山型に羽をたたむタイプとか、どう頑張っても無理orz
結局、幾つかの良さげな蛾をボロボロにしたりしてスルーせざるを得ませんでした。
この場所は結構飛んできた虫が探しやすいので、色々採集出来ました。
ミヤマカミキリも採集できてしまった…
(長野の件があったので、こうもあっさり採れると少しショックだったりする)
クワガタの方は、コクワ♀1匹と、ノコギリ♂
このノコギリが結構凄かった!!!

水牛、と呼べるレベルの格好良さだと自分は思うんですが…
サイズは、63ミリ。
このサイズのノコギリはあまり採ったことがない(笑)ので、結構嬉しかったです。
(先程採集した♀と共にお持ち帰り)
このノコギリが今日の目玉、かと思いきや…
車に戻る直前にちょっとびっくりするものを見つけてしまった…

またまた酷い写真ですいません…
このブログを読んでる方の中にこの虫を知ってる方がどれくらいいるのだろう…?
オオフトヒゲクサカゲロウ
Italochrysa nigrovenosa Kuwayama, 1970
クサカゲロウの仲間なんですが、日本最大種。
体は黄色で羽はにわかに虹色に光る美麗種。
そして、少し前まで生態がわかってなくて超珍品だったらしいです!!
(今はどうなってるのかは知りませんが…)
ここにも生息してるんだな…
凄いのか凄くないのか分からないので何とも言えないです(汗)
ああ、生きてる所を撮っとけば良かった!!(泣)
灯火採集終了。
実家に戻り、就寝…
今日はまあ、そんな感じでした。
クワガタだけ採集しててもノコギリ♂のおかげで満足したと思いますが、
色々な虫を採集するようになったことで、楽しみ方が増えていつも以上に満足できました!!
今日はかなり頑張りましたよ…
挽回は出来た、と思います!!!
(オサムシとルリセンチは採れなかったけど…)
本格的な採集は今日で終わりだと思ってた、この時までは。
3日目へ続く!!!
【結果】※色付きは自己初採集
ムネアカチビナカボソタマムシ×2
Nalanda rutilicollis (Obenberger, 1914)
イクビモリヒラタゴミムシ×2
Colpodes modestior Bates, 1873
オオアオモリヒラタゴミムシ×1
Colpodes buchanani Hope, 1831
アトワアオゴミムシ×1
Chlaenius virgulifer Chaudoir, 1876
ガロアミズギワゴミムシ×1
Bembidion (Pseudolimnaeum) galloisi Netolitzky, 1938
コウヤホソハナカミキリ×1
Strangalia koyaensis Matsushita, 1933
ニセノコギリカミキリ×1
Prionus sejunctus Hayashi, 1959
ベーツヒラタカミキリ×2
Eurypoda (Neoprion) batesi Gahan, 1894
ミヤマカミキリ×1
Massicus raddei (Blessig, 1872)
ノコギリクワガタ×2
Prosopocoilus inclinatus (Motschulsky, 1857)
センチコガネ×1
Phelotrupes laevistriatus Motschulsky, 1858
ツヤエンマコガネ×3
Onthophagus (Parascatonomus) nitidus nitidus Waterhouse, 1875
アミダテントウ×1
Amida tricolor (Harold, 1878)
フタモンウバタマコメツキ×1
Cryptalaus larvatus pini (Lewis, 1894)
オオゾウムシ×2
Sipalinus gigas (Fabricius, 1775)
ヒロオビジョウカイモドキ×1
Intybia historio Kiesenwetter, 1874
オニヤンマ×1
Anotogaster sieboldii (Selys, 1854)
カワラバッタ×2
Eusphingonotus japonicus (Saussure, 1888)
クルマバッタ×1
Gastrimargus marmoratus (Thunberg, 1815)
オオフトヒゲクサカゲロウ×1
Italochrysa nigrovenosa (Kuwayama, 1970)
アミメキシタバ×1
Catocala hyperconnexa Sugi, 1965
エゾシモフリスズメ×1
Meganoton analis scribae (Austaut, 1911)
クロシオキシタバ×1
Catocala kuangtungensis sugii Ishizuka, 2002
クロモンアオシャク×1
Comibaena delicatior (Warren, 1897)
ゴマフボクトウ×1
Zeuzera multistrigata leuconota Butler, 1881
ナチキシタドクガ×2
Ilema nachiensis (Marumo, 1917)
帰省ついでの採集@奈良 2日目 〜意地の挽回〜
採集記・記録+昆虫綱(五目採集)
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