8/14
2日目です!!
起きて準備し、9時ごろ祖父の兄宅を出ました。

かなり曇ってるな…
昨晩は雨が少し降った模様。
ベイトトラップは大丈夫だろうか…
不安に思いながら仕掛けた場所へ。
まず、1個目。
緑コップ、ベイト増量型です(笑)

え…
こ、これは!!!
シナノアオオサムシ
Carabus (Ohomopterus) insulicola shinano Ishikawa & Ujiie, 2000
「アオオサムシ」の亜種であり、長野を始め新潟や静岡にも分布するそうです。
いきなり地域限定オサが採れた!!これは嬉しい(^^)
しかも二匹!!
しかも、自分の好きなゴミムシであるプテロまで何匹か入ってる!!
なんだこれ…長野凄すぎる(^_^;)
しかし、こんなもんでは済まなかった…
いきなり興奮していると、隣で見ていた祖父が、「2個目も入ってるぞ!!」
なんだって!?
いや、ネタバレされるとつまんなくなるからやめてくれよ…(^_^;)
祖父に先を見ないように言って、中を覗いてみる…

さっきのより少し小さいオサが一匹!!
こいつは、なんだっけ?
きっと、前にお会いした時にtsuyo25さんが言ってたオサだ…
マルバネオサムシ
Carabus albrechti okumurai (Ishikawa, 1965)
こいつがマルバネオサムシか!!
秩父西部以西に分布するクロオサムシの亜種だそうです。
マルバネの由来がピンと来ないけどとりあえず地域限定オサ2種目が採れました!!
3個目行きましょう!!
何か音がするぞ…

おおっとお3匹キタァ!!!
ベイト楽しいーー!!!
4個目。

おお!マルバネが2匹!!
こんなに入るもんなの!?
5個目。
ベイトトラップ暴走(笑)

うわぁーーー何だこれは!!(^_^;)
シナノアオオサムシ4匹に、大型のハネカクシ2匹!!
もう訳が分からん(汗)
こんな調子なら、これまで色々とお世話になっているティーノさんとtsuyo25さんにお土産を用意出来るかもしれないぞ!!
今の所5/5。ベイトヒット率100%(笑)
しかも、一個のコップに複数入っていることが多い…
オサムシフィーバーじゃないですか!!
祖父もだんだん興奮してきたようです(^_^;)
流石に毎回写真を撮ってると祖父がじれったいらしく、しばらく写真無しです(笑)
6〜11個目。
シナノアオオサムシ、マルバネオサムシともにどんどん追加していく…
プテロも多数追加。
初めて見るエンマコガネの仲間も。
そしてラスト、12個目…

最後だけやけにしょぼかった…
キボシアオゴミ一匹が落ちてました。
(キボシアオかと思いきや、未採集のアトボシアオでした…)
回収しようとすると、近くからアシナガバチが襲ってきました(汗)
払いのけるも、また来る。
どんどん来る…
巣があるのかな!?(^_^;)
一旦離れてから、一瞬でコップを拾い上げ、全力で逃げました(笑)
これで、無事、回収終了。
車に戻り、虫の整理をさせてもらうことに。

一体何匹採れたんだ…?(大汗)
一匹ずつ分けてチャック付き袋に放り込んでましたが、凄い数。
これを持ってきたケースにしまうのが大変でした(汗)
結果は、シナノアオオサムシ×12、マルバネオサムシ×5と、その他色々でした!!
ベイトヒット率は10/12で、百分率に直すと、
脅威の83%
ちなみに、入らなかった2個のコップはベイトの量が極端に少なかったのが問題でした…
仕掛けた数より多くオサが採れるとは、素晴らしい。もはや感謝です…m(_ _)m
人生2回目のベイト採集ですが、ポイント選びが間違ってなかったようで良かったです。
嬉しすぎて思わずtsuyo25さんとティーノさんに自慢メールを送ってしまった(笑)
お二人にはお土産を用意することを約束して…
最初からとんでもない結果に驚きつつも大満足。
この後雨みたいですが、もうボーズでもいいんじゃね!?とさえ思えてきました。
(それは流石に辛いですww)
移動。
今日は本当に何も決めないで適当な場所に向かうらしいです(笑)
でも、この辺のこと詳しくないから任せるしかない(^_^;)
しばらくいくと、河川敷を発見。
昨日と同じ川の河川敷。

ニセアカシアだらけ、というかそれだけでした(笑)
そんな中採れたのは、

ミヤマアカネ
Sympetrum pedemontanum elatum (Selys, 1872)

ギンヤンマ(雄型雌)
Anax parthenope julius Brauer, 1865
2種のトンボ。
ミヤマアカネが河川敷にいるってのが長野らしいというか、なんというか…(笑)
ギンヤンマはいきなり出てきて、頭の上をクルクルと飛んでたので網でキャッチしました。
ギンヤンマが採れるようになったってことは中々網の扱いに慣れてきたのかもな…
その後さらに移動。
なんか高原に向かうらしいです。
山を登っていくんですが…
頂上、どーみても霧かかってるよな…
流石にタマムシとか無理じゃねーか?
そんな事を思いながらも進む。
途中で降ろしてもらってスウィープしてみるんですが、やっぱりアトキリゴミムシ位しか入らずスルー。
そんな事をやってたら…
雨が降ってきてしまった(泣)
ああ、ダメだ今日もう…
車に戻ろうとしたら、カミキリが枯れ木の上を歩いてました。
多分、ウスイロトラカミキリです。これもその場同定。
カミキリってやつは…
有難く素手採集。手の中に入れていると、
一瞬の隙をついて逃げました(泣)
カミキリってやつはーー!!!(怒)

かなりガッツリ降ってるけども…
そのまま山の上の方にある施設の駐車場に止まり車内で昼飯。
昼飯は祖父の兄夫婦の奥さんが作ってくれました。美味しかった(^^)
昼飯食った後、雨が止むのを待ってみたものの止まない。
と言うか止んでも何も採れないでしょ!!
そう思った自分は、祖父に提案。
雨降ってない所、探そう(^_^;)
そんな訳で移動。
かなり無駄な時間を過ごしてしまった…
山を降りるとびっくり!
雨降ってませんでした(笑)
霧がかかってる頂上だけか、降ってたのは(^_^;)
行くんじゃ無かった(泣)
移動の途中で、祖父の用事があったため寄り道。
車で待ってるその間、改めてタマムシのスウィーピング採集方法を調べ直しました。
スウィーピングのやり方。
救う場所に対して斜め下から網を入れて、優しく撫でるように木を掬う…
自分のやり方。
掬う場所に対して真横から網を入れて、強く叩きつけるように網を振り抜く…
そうかそうか…やり方が違ったのね(*´ー`*)
おい!!!今更かよ!!!!
やり方の問題。考えもしなかったけど…
強く振り抜き過ぎると、振り抜いた後に虫が落ちるとか、真横からだと振り抜く前に虫が落ちるとかそういうことなんでしょうか…
修正しよう(^_^;)
次に止まったのは、ちょっとした林縁。
よく見ると、エノキやらケヤキやらノブドウやら、タマムシの寄種植物がごちゃごちゃしている…
よし、試してみよっと!!
掬ってみると…
え!?何これ!!

ルイスアシナガオトシブミ
Henicolabus lewisii (Sharp, 1889)
こんなオトシブミもいるんだな…
いっぱい落ちすぎてちょっと気持ち悪い(^_^;)
オトシブミに混じって…!!!?

たぶんヤノナミガタチビタマです。
そろそろ時間が無くなって来た…
ベイトを掛けに行きますか。
実は今日はかけるつもりは無かったんですが、
祖父がベイトの面白さに興味を持ったらしく、「もう一回別の場所でかければ?」
と提案してきました。
明日はすぐ帰るから採集は出来ないけど、早起きしてトラップの回収位ならできる!!
残ったベイトを全投入して、やってみますか!!
(お土産を追加するためにも…)
今日泊まる場所は祖父の実家らしいです。
連れて来られた場所は…

あれ!?
ここって、去年も来た所じゃん!!!
確か去年はここでウラゴマダラシジミを始めとする見たことない蝶が多数舞っていて、色々と採集出来ました。
ただ、時間が無くて色々後悔したな…
もうリベンジできるのか!!
よっしゃ!!まずはスウィーピング…
特に何も得られませんでした(^_^;)(^_^;)
ベイトなら自信ありますよ!
河川敷ベイトと今日のフィーバーで、何かコツを掴んだ気がするので…
今回は、昨日のベイトの残りを足し合わせたりして少ない物を補い、空のコップにはカルピスを投入。
カルピスを使うと、マイマイが採れる確率が上がるそうです。
カルピスベイトを提案して下さったtsuyo25さん曰く、ここのマイマイはミヤママイマイなんだとか。

本当にオサムシかかるのかこれ…?
ここの林縁は斜面が急でなんか怪しいので6個だけしかけました。
コップを通り過ぎると側溝に落ちます(^_^;)
オサムシが落ちるとすると、凄い身体能力が必要だが…
6つのベイトをかけおわった所で、祖父が何やら持ってきた。
「セミ要る?」
いや、アブラとかミンミンとかのセミはいらないかな…!?

エゾゼミ
Lyristes japonicus (Kato, 1925)
ってエゾゼミかよ!!!
草地でバタバタしてたとか。
凄いな…祖父が採集者のラベル作らなきゃ(笑)
エゾゼミって高い所で鳴くから全然採れないんですよねー
いや、かなり久々に見たけどこのセミはカッコイイです!!

こっちは農道脇。
斜面はここの方が緩やかなので多少来そうな気がする。

掘ってたら出てきたミミズも投入したり。
しかしめっちゃ疲れます。汗びっしょり。
汗かき過ぎて、アオバセセリがいつの間にか背中に止まってました…
逃げられたけど(泣)
最後は祖父にも手伝ってもらい、全部で20個かけました。
これで合計26個。持ってきたコップを全て使いました。
出来るだけ多く追加出来るように!!頼むぞ!!
でまだ15:00なんですが、温泉に入ってから宿泊する家に向かいます。
宿泊する家は、さっきの場所から徒歩1分程度でした(笑)
近いな(笑)
これだったらまだ採集続けられるじゃん!
祖父にも許可を貰い、行こうとか思っていると…
その家には、幼い子供が3人いた…
家に入るや否や、お兄ちゃん遊んで〜と寄ってくる子供達(^_^;)
…えっと、年下の子供は苦手です(笑)
逃げようが無いので相手をしてると、しばらくすると隙が出来た。
よっしゃ、逃げよ!!
荷物を持って外に出る。
よしよし、まだ採集できる!良かった…
とでも思っていたのか。
さっきの子供が…2人ついて来た(泣)
面倒くせーーーーー(泣)
そういうわけで、3人で採集。
自分は木をスウィーピングしてみるも、何も入ってくれない。
子供の方は、網を掴んで来て邪魔するわ、蚊に刺されて痒いとか言い出すわ、最終的に帰りたいと言い出すわ…
じゃあお前らなんで来たんだよ!!
とマジなツッコミをしました(笑)
帰る前に、近くの池でギンヤンマをネットインして見せてあげるも、特にリアクションは無く
ここで単純に子供達の目的が一緒に採集する事ではないことを確信する(泣)
分かった分かった…帰ろうか。
結局ろくに何も得られなかった…
もう、ベイトしか残ってないけど…大丈夫かな!?
その後は子供と遊んだり記事書いたりして時間を潰しました。
20:30位。
祖父が提案してきました。
「今からトラップ見に行ってみない?」
明日のトラップ回収は、時間の都合上早起きして一人で行くことにしています。
祖父は今朝のオサムシフィーバーを忘れられないようで、あの楽しみを味わいたいんでしょうね(笑)
ちょっと見に行ってみることに。
現地で写真は撮ってないですが、結果はこうなりました…

シナノアオオサ×2
マルバネオサ×2
コブマルエンマコガネ×1
まあこんなもんかな…
ここで落ちたマルバネオサは、どちらも色彩変異のあるタイプでした。
片方は緑がかった黒、もう片方は真っ黒。
マルバネオサにも色彩変異があるんですね。
ちなみに、今日採集したアオオサの方も緑が濃かったり、赤がかかったりする個体が見られました。
あと、現段階でカルピスベイトのヒット率0%です。
何と無くだけど、嫌な予感がしてきた…
あとは、みんなで花火やって寝ました。
寒さで鼻水が止まらなく、鼻をすすってたら煙を吸い込んで咳が止まらなくなった(泣)
非常に寝苦しい夜でした。
無駄に疲れたわ…
明日は回収して帰宅です。
今日は最初のトラップ回収が凄すぎたけど最後はベイトの設置のみで終わり、なんか尻すぼみな採集になった気がしました(^_^;)
3日目(最終日)に続く!!
【結果】※色付きは自己初採集
シナノアオオサムシ×14
Carabus (Ohomopterus) insulicola shinano Ishikawa & Ujiie, 2000
マルバネオサムシ×7
Carabus albrechti okumurai (Ishikawa, 1965)
アトボシアオゴミムシ×1
Chlaenius naeviger Morawitz, 1862
コガシラナガゴミムシ×6
Pterostichus microcephalus (Motschulsky, 1860)
セアカヒラタゴミムシ×1
Dolichus halensis (Schaller, 1783)
ヨリトモナガゴミムシ×6
Pterostichus yoritomus Bates, 1873
クロマルエンマコガネ×1
Onthophagus ater Waterhouse, 1875
コブマルエンマコガネ×1
Onthophagus atripennis atripennis Waterhouse, 1875
ヒメコガネ×1
Anomala rufocuprea Motschulsky, 1860
ルイスアシナガオトシブミ×5
Henicolabus lewisii (Sharp, 1889)
エゾゼミ×1
Lyristes japonicus (Kato, 1925)
ツノアオカメムシ×1
Pentatoma japonica (Distant,1882)
ギンヤンマ×2
Anax parthenope julius Brauer, 1865
ミヤマアカネ×1
Sympetrum pedemontanum elatum (Selys, 1872)
キマダラセセリ×1
Potanthus flavus flavus (Murray, 1875)
気ままな昆虫採集@長野 2日目 〜暴走するベイトトラップ〜
オサムシ科
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