2013.10.27
この日、自転車で15分位のところにある近所の河川敷に行ってきました。
タイトルにある通り今回の目的は「マイマイカブリ」です。
この時期になると越冬のために朽ち木などに潜るため、そういった朽ち木を割ることで簡単に見つけることができるといいます。
僕はこれまで夜間採集や冬季採集をほとんどやったことがなく、まだ一度もマイマイカブリを見たことがありません…
他の方の採集記を見て、採ってみたいなーと思っていたら、荒川の河川敷でも少ないながら採集出来ることを知りました。
それで、今回初採集に挑戦してみることに。
Google earthでいい感じの雑木林を探しておいて、部活が終わってから急いで帰宅して準備し、早速向かいました。
今回選んだ場所は外から見るとこんな感じです。
入ってしばらく、奥へ進むと、わりと大きな良い感じの(初心者感覚)朽ち木を発見‼
ものすごく硬いのですが100均の小さいスコップしか道具がない(笑)
スコップが曲がるくらいに力をかけて、割ってみると中に木屑(フレークというやつでしょうか…)が詰まってました。
そのフレークの中から現れた黒い塊を見て、しばらく絶句するのでした…
ヒメマイマイカブリ
嘘だろ…
一番最初の材で出てしまいました(^^;;
フセツ欠けどころか、一度獣か何かに食われかけてんじゃないのかってくらいに全身ボロボロなので、普通の虫屋ならスルーする所ですが、この後何も採れなかった時の為に確保しました。
この後ゴミムシなどを少し追加しながら暗くなるまで2時間ほど頑張りましたが、案の定マイマイカブリは1匹も出ませんでした…
今回採れたのは、偶然だったのでしょうか??
結局完品が採れなかったので、また近いうちにリベンジしようと思います!
↓今回採集した昆虫(全て人生初採集です)
ヒメマイマイカブリ1
アオゴミムシ3
ノグチナガゴミムシ1
キンナガゴミムシ1
ホシボシゴミムシ1
クビグロアカサシガメ1
以下は追記になります。(2016年)

初めてのマイマイカブリ。実はこの個体が現時点(2016年)までで採集したすべてのマイマイカブリの中の最大個体(47mm)なのです。
それほどマイマイカブリの採集個体数も多くないというのもありますが、
あれから2年以上が経った今でも、その大きさの記録は破られていません。
ビギナーズラック、というにはちょっとボロボロすぎるけど…(笑)
この何とも言えない感じが自分にはお似合いのような気がしますね。
今改めて振り返って見ても思うのは、
・時期が割と早めだったのに採れた事。
・真っ先に目をつけたくち木(クワ)、地面に埋もれたようなものから出てきた事。
・同じ材から、
アオゴミムシ(綺麗なゴミムシ代表)
ノグチナガゴミムシ(カッコいいゴミムシ代表)
キンナガゴミムシ(ゴミムシの良さに気づけたのはこの種のおかげ)
ホシボシゴミムシ(なんともコメントしづらい普通のゴミムシ代表)
と、ゴミムシ初心者にはうってつけのメンバーが揃って出てきた事。
材からキンナガゴミムシとホシボシゴミムシを出したのは未だにこの日だけの事です。
おかしな事だらけなんですよね…

自分にとって、「マイマイカブリ」という虫は図鑑の半ページに載っているだけの虫でした。
名前は知ってる。カタツムリを食べる大きい甲虫。
でも、これだけ目立つ虫なのにこの日まで出会ったことは一度もありませんでした。
オサムシも同じです。
一応、自分が小学生時代に読みまくった図鑑(小学館の図鑑NEO 昆虫)にはオサムシを捕まえるためのトラップの作り方が載ってはいるのですが、

当時、『お金をかけて何かをする』という発想が存在しなかった自分には到底できないトラップでした。
なんかもっと簡単な…ペットボトルとか、餌はミミズでも可とかそんな事を書いてくれれば出来たのかもしれません(ていうか自分で気づけよ)
でも、トラップの作り方以前に、
雑木林
このあまりに残酷な3単語が登場した時点で諦めたのかもしれません。
オサムシやマイマイカブリに魅力を感じていたことは確かなんですけど、
「出会える虫、採集できる虫ではない」と諦めがついていた気がします。
ゴミムシに至ってはこの採集をやる時まで、「汚い生き物」という完全に差別的な目で見ていました。
過去にホソクビ系のゴミムシ(多分)を何の虫か分からず掴んで、高温ガスをまともに食らったのがトラウマになってたのか、
実は素手で触ることさえNGな虫でした。
この日採集したキンナガゴミムシが普通にカッコいいことに気付いてから徐々に克服していったような気がします。
今は当たり前のように素手で触ってたりしてますけど、最初は採集したくても触りたくないからってので、ものすごく回収に苦労した覚えがあります(笑)
___「オサムシは採れない」って思ってた頃から随分時間が経って。
ガラケーがぶっ壊れてスマホデビューを果たし、
ようやくネットが解禁され、昆虫採集記を調べまくり……
この時期でもできる、冬の採集__マイマイ採集に辿り着いた時。
「今の自分ならできるんじゃないか」って思ったんです。
採集に必要な簡単な道具は揃えられるし、行動範囲も小学生の頃と比べればかなり広くなった。
特定の虫を狙って特殊な方法の採集をしに行くということ自体がほとんど経験のないようなことでした。
今まで行き当たりばったりな採集ばかりだった自分には、そんなうまくいくとは思えなかったんですが…
あっさりできてしまった(笑)
そして気づきました。
手の届かない所にいたはずの虫に、今なら手を届かせられる。
図鑑の中だけの存在だった虫に、いつの間にか自力で辿り着けようになってる。
その衝撃と感動があまりに強烈で、
絶対に忘れたくなくて、
写真も文章も一緒に残せて、携帯がぶっ壊れようがデータが失われない。
何かと都合がいいってことで辿り着いたのがコレでした(笑)
本編より追記長くなってんじゃねえか!!




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