8/18
奈良3日目。
今日はフリーな1日です。
大体、友達と遊ぶのが恒例。
午前中は一年ぶりに会う友達と遊びました。
午後はフリー。
17日夜、何しようか考えてたら…
「○○山行くか?」
父が不意に言ってきました。
行けるなら、行きたい!!
そういうわけでこの日の午後は某山で採集することになりました!!
今回行く某山は、幼い頃から何度も登っている山です。
昆虫も沢山いて、採集をしに行ったことも何度も。
そしてこの山は、自分が奈良で通っていた小学校の校歌にも出てきます。
ようするに、めちゃくちゃ馴染み深い山って事です(笑)
ざっくり言うと、
この山は、有名なオサムシの産地の内の一つの山です(モロばれ)

14:00位に家を出て、14:30前ロープウェイ乗り場に到着。
時間短縮のため、ロープウェイ使用。時間ギリギリでした(汗)
自販機で飲み物買ってロープウェイに乗り込む。

ここに来るのは久々だなぁー
凄く懐かしい…
まさか今年来るとは思わなかったです(笑)
この馴染み深い山ともう一つの山でしか採れないというDオサムシのためにいずれ来ることは間違いないと思っては居たんですが(笑)
いや、実際来る気そこまでないけど…
ロープウェイはあっという間に頂上付近へ。

微妙な午後の時間だからか、人が全然居ないです(笑)
ロープウェイも自分たち以外は誰もいませんでした。
まあ周りを気にしなくて済むんですけどね。
網を展開して、周りを偵察。
側溝があったので中を見る…
…またセンチコガネかよ(泣)
かなり見たんですが、オサムシは見つけられず。
奈良での採集はオサムシ0に終わりそうです。
しばらく行くと、伐採地でしょうか?
倒木や粗朶のある開けた場所がありました。
粗朶、倒木などの運が全然ない自分ですが、今回は…?
この辺りにある木は…アカマツかな?
アカマツというと…
倒木とかにくっついてたりしないものか。
倒木に目をやると、何かくっついてる(笑)
これって、まさか…
思わず写真より手が先に伸びてしまいました

ウバタマムシ
Chalcophora japonica japonica (Gory, 1840)
ああああ〜〜(嬉泣)
幼い頃から知り合いや友達、親の元にちょいちょい現れるわりに、自分の前に中々姿を見せてくれなかったウバタマムシです。
やっと、やっとだよ…
ようやくこいつに出会うことが出来た。
何年待ち望んだことか…

いたのはこちら、アカマツですね…
なんかめちゃくちゃ感動してしまいました(T ^ T)
ようやく倒木でタマムシを採ったってこともある…(笑)
調べたものの追加は出来ず、その場を後に。
さらに頂上に近づく。

自分の故郷が一望…
せめてもうちょっと天気がよけりゃいいのにな(笑)
側溝のオサムシ探しつつ、砂利道を歩いていると、地面に何やら黒い物が。
お!?オサムシ!?
え、嘘でしょ…?
(もはや事後撮影なんですが…)

ク、クロタマアアアアァァァァ!!!!!
地面で潰されていたのは、初めて見るクロタマムシでした(泣)
アリが寄ってきているものの、わずかに息がありまだ踏まれて時間は経っていない…

拾い上げて確認すると、付節欠けは無く完品。
体はヒビが入ったりボコボコしてますが、(体がボコボコしてるのはクロタマムシにはよくあるやつで元からだったみたいです)標本には出来るはず!!
お持ち帰り決定。
あともう何分か早ければ…元気な姿を見られたかもしれない。
このクロタマムシに関しては初採集ですが、状態が状態なので採集種数カウントには入れないことにします。
また改めてクロタマムシを採ればカウントに。
この辺り、アカマツがかなり多いです。
ウバタマムシとクロタマムシがいるのも納得出来ます。
広葉樹林の方では、そこかしこに粗朶があります。
しかも、木が密集してなくて中々風通しの良さそうな場所。

粗朶を見ると、カミキリ付いてました…
ヒメヒゲナガカミキリ、ウスイロトラカミキリ…
やっと粗朶でカミキリ採れた…(笑)
タマムシの方は何も。
天気がやや曇っていて、気温が低いことも関係しているのでしょうか…
直射日光に当たらなければ、涼しくて快適でした。

頂上付近は草原になっています。
(この写真だと河川敷みたい…)
ここでは最近減ってるというナキイナゴを採集。
少し前までは南部の父の実家の近くでも採れたんですが、草原の管理が放棄されてからなのか採れなくなりました。
その他、黄色いイナゴがいっぱいいました。
また、草原の中には点々と存在する樹木…
いかにもタマムシが来そうなシチュエーションですが、いくらスウィーピングしても姿を見ることは出来ませんでした。
下山はロープウェイを使わないつもりでいるので、この辺で下山開始。
ただし、下山途中もポイントがあります!!
それが…

ここ!!
山の中にポツンとあるこの池では、ミズカマキリとタカネトンボを採ったことがあります。
なかなか昆虫に良い環境の池です。
入ると早速、何かいる!!
父曰く、オオルリボシヤンマらしい…
オオルリボシヤンマも生息してるのか!!
しかも、結構いっぱいいるじゃん!!
(池の上を飛ぶ♂3匹くらいと、水面近くに♀2匹くらいいました)
さらに、タカネトンボもいました!!
これは絶対採らなきゃ!!
が、5.4mロッドとナイロンネットのトンボに対する相性は最悪でした(泣)
全力で振っても間に合わず…
数回オオルリボシヤンマに逃げられた所で父にバトンタッチ。
父は元トンボ屋でした。
(標本は作ってたらしいけど採集するのは地元(県南部の実家周辺)の虫で留まってたみたいなのでそんなガチではない、と思う…)
ここはトンボ採集のベテランに任せよう!
少なくとも自分よりは網さばきが絶対にうまいと今でも思う(笑)
父もさすがに最悪の組み合わせに苦戦してましたが、数回ミスした所で何とかゲット!
いや、流石ですな(笑)

オオルリボシヤンマ
Aeshna nigroflava Martin, 1908
おお、これはやっぱり綺麗!!
一度自己採集経験ありですが(偶然)、標本は勿論なし。
こいつは極力、元の色を残したい!!
網を受け取り、自分はオオルリボシヤンマより簡単なタカネトンボを狙うことに。
タカネトンボは池の周りをホバリングしながら回っているので待ってれば勝手に来てくれます。
(オオルリボシヤンマは不規則に周回するので読めない…)
水面スレスレを飛んでいるので高さが合わず、2回ほど失敗しましたが、感覚を掴んで採集に成功!!

タカネトンボ
Somatochlora uchidai Forster, 1909
これだよこれ!懐かしいなー
また採れて良かった!!
このメタリック感がたまらないです(*´ー`*)
多分、複眼は色落ちしてもメタリックな感じは残せるはず。
その後は自分もオオルリボシヤンマを狙ったり、父にもバトンタッチしたりしましたが、網が水で濡れ、更に重くなってしまったためか二人とも上手く使えず追加出来ませんでした。
ここで粘るのも良いけど暗くなる前に下山しなければ(汗)
下山下山…
先程の池を過ぎると当分は杉の植林帯となり、つまらないです(^_^;)
植林帯に広葉樹が混ざって来て、クヌギが多く見られる地帯に。
スウィーピングが出来る高さに葉が無いんですが、地面には良さげな朽木がゴロゴロ。
あ、なんか止まってる!?
ん!?
おいおいおい…

イワワキセダカコブヤハズカミキリ
Parechthistatus gibber shibatai Miyake, 1980
こんな所で初めてのコブヤハズ(笑)
こんな形で出会うことになるとは…
何故かちょっと喜びに欠けるんですが、有難く採集。
さらに下ると、カシ類の木が多くなってきました。
この辺りまで来るともうゴールは近いので、とにかく網で付近の植物を掬いまくりました。
で、登山口に到着。
網の中をチェックすると、アミダテントウとシロオビチビカミキリが入ってたくらいでした。
その後はもう帰宅です。

久々にいった某山。
タカネトンボなど、今も変わらず虫がいるようで嬉しかったです。
また来たいです。Dオサムシとか狙いに(笑)
結局、奈良周辺限定オサムシが一匹も採れてないんですが…
4日目(最終日)は採集できそうに無いので、今回はオサムシボーズ確定(笑)
あ、そういえばまだやり残したことがあったな…
4日目(最終日)に続く!!
【結果】※色付きは自己初採集
ウバタマムシ×1
Chalcophora japonica japonica (Gory, 1840)
クロタマムシ×1
Buprestis (Ancylocheira) haemorrhoidalis japanensis E. Saunders, 1873
アトボシアオゴミムシ×1
Chlaenius naeviger Morawitz, 1862
イワワキセダカコブヤハズカミキリ×1
Parechthistatus gibber shibatai Miyake, 1980
ウスイロトラカミキリ×1
Chlorophorus signaticollis (Castelnau & Gory, 1841)
シロオビチビカミキリ×1
Sybra (Sybrodiboma) subfasciata subfasciata (Bates, 1884)
ヒメヒゲナガカミキリ×1
Monochamus subfasciatus subfasciatus (Bates, 1873)
センチコガネ×1
Phelotrupes laevistriatus (Motschulsky, 1858)
アミダテントウ×1
Amida tricolor (Harold, 1878)
キオビナガカッコウムシ×1
Opilo carinatus Lewis, 1892
オオルリボシヤンマ×1
Aeshna nigroflava Martin, 1908
タカネトンボ×1
Somatochlora uchidai Forster, 1909
ナキイナゴ×1
Mongolotettix japonicus (Bolivar, 1898)
スジグロシロチョウ×1
Pieris (Artogeia) melete melete Menetries,1857
帰省ついでの採集@奈良 3日目 〜懐かしい山へ〜
採集記・記録+昆虫綱(五目採集)
コメント