地下浅層と秋の虫たち

気づけば、最後に採集記を更新してから1ヶ月以上経っていました。
ここ最近、このブログの更新が途絶えていたのは単に採集の結果が微妙すぎて採集記を書く気になれなかった訳ではなくて(今回は本当に違う)……
去年と同様に、大学の文化祭で展示するための標本作りに励んでいて採集記を書く時間が取れませんでした。
去年は4〜10月分、1000頭ほどの採集品でしたが、今年は2017年10月〜2018年10月、半年分増えて採集品もおよそ2000頭と2倍の量になりました(汗)
2017年分は冬休み中にほとんどマウントし終えていたので実際は1700くらいだったのですが、それでも去年と比べたら遥かにしんどかった(汗)
まだ全て箱に詰め終えていませんが、去年の成果と合わせて箱に詰めたらどんなものが完成するのか…とても楽しみです。
近況はこんなところで、10月の採集のお話です。
去年は(採集成果がよろしくなく)かなり辛かった10月(→採集記)ですが、今年は嬉しい出会いがいくつもありました。


2018.10.03
台風で川が増水すると、Twitterで写真が定期的に流れてきてその度に地味に精神的ダメージを受ける虫がいます。
今年こそは洪水採集で私もあのゴミムシを採りたい。
この日は3限で終わりだったので、台風が過ぎた後の大きな河川敷を訪れました。

事前に航空写真で調べて、ゴミが集まりそうな場所を選んだつもりでしたが…台風通過から数日経ってるにも関わらず思った以上に水が引いていなかった(汗)

洪水採集では基本的に水際に枯れ草の破片が溜まった場所を見つけられればOKなのですが、これが思いの外少なかったりする…
パッと見は良さげでも、ただ単に草が倒れてるだけの↑みたいな場所ではあまり多くのゴミムシは見つかりません。
(タンゴヒラタは居たけど)
地面に接している(細かい枯れ草の破片が堆積して内部の湿度が高く保たれている)事が重要みたいです。

理想的なのはこんな感じで、細かい枯れ草の破片が集まってる場所なのですが…ここは完全に水の上です(汗)
水面から突き出た木に倒木が引っかかり、そこにゴミが集まったようです。
ちょっと崩してみると、細かい枯れ草の内部は水分も多く意外と良さそうかも…?
コミズギワゴミムシやゴモクムシ類、マルガタゴミムシなど洪水採集ではお馴染みのゴミムシたちもしっかり出てきました。
他にはケラ(何故かやたら個体数が多かった)やマメゲンゴロウの類、チビシデムシなど…
ここでも充分なのではないか、そう思い始めた時…
他のゴミムシとは明らかに異なる挙動を示す1頭のゴミムシが枯れ草の中から姿を現しました。
「これか!!!」
吸虫管を駆使して素早く確保…

フタボシチビゴミムシ
Blemus discus discus (Fabricius, 1792)

これぞまさしく、ずっと出会いたかったチビゴミムシの1種、フタボシチビゴミムシです。
遭遇自体は去年の遊水地で果たしているのですが…めっちゃテネラルで斑紋もない個体だったので…ちゃんとした個体にずっと出会いたかったのです(汗)
本種の生息環境は平地の河川敷や湿地などで、地下浅層や洞窟に生きるチビゴミムシたちとは大きく異なる環境に住みますが…ちゃんとチビゴミムシらしい形や色をしています。独特の挙動もそうなのでしょう。
(腹面から見たら完全にただのチビゴミムシです)
ヒラタキイロよりはよっぽどチビゴミムシ採った感が得られる、大変ありがたい存在なのです(笑)
去年も同時期に中信の川沿いで洪水採集やりましたがその時はさっぱりでした。
やっぱり大河川沿いの方がいいんでしょうかね…

キベリチビゴモクムシ
Dicheirotrichus (Trichocellus) tenuimanus tenuimanus (Bates, 1873)

→違う。現時点では不明です。

フタボシチビゴミムシ
Blemus discus discus (Fabricius, 1792)
その後も他種のゴミムシを摘みながら…次々とフタボシチビゴミムシの追加個体を得ることができました。
ヒラタキイロチビゴミムシも数頭見られましたが、ここではフタボシチビゴミムシの方が多いみたいです。
初採集はキベリチビゴモクムシのみ。チャバネクビナガゴミムシも採れました(長野では初採集)
回収に失敗してしまってよく分からなかったけど、多分ホソチビゴミムシもいたんじゃないかと思う…

フタボシチビは押すと下から水が染み出してくるような、水際ギリギリの所でよく出てくるような印象を受けました。(下に逃げていってるだけか)

結局暗くなるまで同じ場所で枯れ草をかき分け続けました。
目標だったフタボシチビゴミムシは十分採れたので大満足の洪水採集となりました。
アトスジチビゴミムシはもっといい湿地が無いとやっぱダメなんだろうか。
(今の時期に某所で枯れ草起こしやったら採れそうな気がするけど確かめられないな…)


2018.10.07
この日は、先輩に車で灯りのポイントへ連れて行っていただきました。
私の今年の夜回り目標、最後の一種となる(予定)のヒメヤママユは、連れて行っていただく場所ではもう採れるだろうとの事で…
ポイント到着から1分も経たずに、

ヒメヤママユ
Saturnia jonasii jonasii (Butler, 1877)
居ました。
淡い色の綺麗な♀が路上に鎮座していました。
これがヒメヤママユのサイズ感…!(思ってたよりかなり小さかった。とってもいいサイズ感。)

ヒメヤママユ
Saturnia jonasii jonasii (Butler, 1877)
灯りの近くに行ってみると、ヒメヤママユが多数飛来していました。
写真の個体は基本カラーの♂。なぜか擦れてる個体の写真しか撮ってなかった…
どのヒメヤママユを採集していこうか、悩んでいると1頭違和感のある個体が混じっていました。

ウスタビガ
Rhodinia fugax fugax (Butler, 1877)
「これってもしかして…ウスタビガですか!?」
ヒメヤママユに混じって1頭だけ…こちらも初めて見るウスタビガでした。
ヒメヤママユと違って、こちらは夜回りポイントでは見られない虫との事だったので…探しに行く事もなく今年も採れないだろうと何か諦めていた所でした(汗)
ウスタビガを見つけたらやって見たかった事がある。

「ああ…尊い…………」
頭側から見るウスタビガはモフモフでとっても可愛らしい。
一瞬でハートを撃ち抜かれました…
思い出すと今でもちょっと胸が熱くなるような強烈なものを感じた。
魅力的なタマムシとかに感じる物とは全く異なる、この気持ちは一体何でしょうかね……
しかし、これだけは終わらなかった…

クロウスタビガ
Rhodinia jankowskii hattoriae Inoue, 1965

先輩がすぐ近くでクロウスタビガを発見…先輩もこの場所では初遭遇だったそうです。
私ももちろん初めて見る虫、というか今年クロウスタビガまで見られるなんて思ってなかった(汗)

その後もクロウスタビガは複数見つかり、追加で飛来した個体もいたので欠けの少ない個体を選んで採集する事が出来ました。

クスサン
Saturnia japonica japonica (Moore, 1872)
そんな感じでヒメヤママユ、ウスタビガ、クロウスタビガの初見ヤママユ3連コンボに加えて、採集してませんが写真のクスサンを含めれば4種のヤママユガに一晩で出会う事ができて…本当に贅沢な夜でした。

左: ギンボシキンウワバ
Antoculeora locuples (Oberthür, 1880)
右上: オオアヤトガリバ
Habrosyne fraterna japonica Werny, 1966
右下: ケンモンミドリキリガ
Daseochaeta viridis (Leech, [1889])
(ヤママユガ3種の他にはケンモンミドリキリガやギンボシキンウワバなども採れました。)

ヒメヤママユ
Saturnia jonasii jonasii (Butler, 1877)
帰りにいつもの夜回りポイントにも寄っていったのですが…ここでもヒメヤママユを確認できました。
先輩曰くこのポイントで確認されるにはかなり早い時期らしいです。
とりあえず、ヒメヤママユが今回採れたことで今年の夜回りの目標はコンプリートされました(多分)
ウスアオキリガとか、ニトベエダシャクとか…若干気になってる種類はまだいるので夜回り自体は気が向いたらやっていこうかなと思います。
しかし早く行かないとあっという間に冬になってしまいそうですね(汗)


2018.10.08
この日は久々に1日採集に出ることにしました。
文化祭前最後の採集として、秋の採集でやり残した事をやりに行く。

今回はB谷の方へ来ました。
ここに来るまでにいくつかため池を見てきたのですが、ゲンゴロウが居そうな感じではなく何も収穫はありませんでした。
まずはビーティングを真面目にやっていきます。
林縁の植物を片っ端から叩いてチビタマムシを狙います。
スミレとかも見つけたらチェックしてたのですが…痕跡もなく。
この時期は他の草の陰に隠れてたりする事も多いのですやっぱり春先の方が探しやすいかな…?
もう何度もスウィーピングしているシナノキを今回もスウィープ。何も落ちない。
林縁のウツギやキイチゴ類などを叩くもコレといって何も落ちない辛い時間が続く。
そこで、作戦変更。
キブシという樹木を探します。


これがキブシ、で合ってるはず(汗)
今年の実習で取り上げてくれたお陰で覚える事が出来た植物の一つです。
互生で単鋸歯、葉っぱの形も普通の卵形。
葉柄が赤い以外にこれといった特徴のない木、とそんな風に記憶したのを思い出します(笑)
早春に枝から花だけをぶら下げてるアレ、といった方がイメージしやすいかも?
現時点で蕾が付いてます。
で、そんなキブシにはチビコブカミキリの仲間がつくらしい。
コブ叩きの際にコブヤハズカミキリと一緒に採集されるチビコブと呼ばれるこのカミキリの事を私は数年前までチビコブヤハズカミキリ的なものだと思ってました(笑)
コブ叩きのコブにはコブヤハズの他にチビコブも含まれるのか(人によるか…)
認識を新たにしてからちょっと気になってた存在。
めちゃくちゃ多い虫ではなさそうだけど、キブシの枯れ枝を叩く事でその一種、ヘリグロチビコブカミキリが採れるらしい。
ならばキブシを徹底的に叩いてやろうという事で、片っ端から叩いていきます。

やや大きめの木には枯れ枝がたくさん付いていたので、下に潜り込んでひとしきり叩いた後引き上げて確認しました。

よし、なんか落ちてる!(青矢印)
たくさん落ちてくるトビムシの仲間はカミキリと一瞬間違えそうになりますが…この時落ちたのは確かにカミキリのようでした。

「これ…だよね?」
小さいけど確かに、上翅にコブがある事が確認できました。
これがチビコブカミキリの仲間に違いない…その時はそう思っていた。
が、帰宅後の同定でこのカミキリは
カッコウカミキリ
Miccolamia cleroides Bates, 1884

と判明。
チビコブカミキリじゃねえ…と思ったけどよく見たら他のチビコブカミキリ達と同じMiccolamia属でした。
これもうチビコブカミキリみたいなもんじゃね…?

左: ヨツボシキバネナガクチキ
Stolius vagepictus Lewis, 1895
右: ナカスジカレキゾウムシ
Acicnemis suturalis Roelofs, 1875
他に得られた甲虫2種。
カッコウカミキリもそうですがヨツボシキバネナガクチキも枯れツルを好む虫のようなので、キブシというよりは一緒に叩いたヤマブドウから落ちたのかもしれません…(汗)

明るい林縁。
やわらかい風と川の水が流れる音。
この日はいい天気で日差しも暖かく、陽に当たっているだけで精神的な疲れが取れるような感じがしました。
この時点ではまだ、色々なものに対する恐怖に怯える日々を過ごしていましたが、少し落ち着いて穏やかな気持ちになれました。やっぱり外に出なきゃダメだよね。

アカガネチビタマムシ
Trachys tsushimae Obenberger, 1922
ウツギをビーティングすると、綺麗なアカガネチビタマムシが落ちたので採集。
薄々感じてはいたけど今年チビタマムシめちゃくちゃ採ってるよな…(笑)
来年からはもうちょっと控えめでいこうと思ってる、控えてください。
たくさん採ると1頭1頭の展足が雑になっていく事が今年よく分かりました。
とりあえず今日のビーティングはこれで終了です。

ちなみに、この日のビーティングで叩き棒として使ってきた突っ張り棒がお亡くなりになりました(汗)
すぐダメになるだろうとは思ってた…
川沿いで昼食を済ませたら、今日の本題…地下浅層探しに入ります。
装備を整えて、適当に見つけた沢を登っていきます。
水がわずかに流れる場所の源頭部までいったものの期待できそうになかったのですぐ隣を流れる別の沢沿いにとりあえず降りてみました。
崩落地
ある場所を通りかかった時、こんなワードが頭に浮かびました。
そこは沢沿いがえぐれるように崩れて、上部は木の根が見える崖が形成され、下部には大きめの礫が積もってるように見えました。
掘るならこの辺かな、と目を着けた場所を少し掘ってみて…衝撃を受けた。

「何だ…この土質は!?!?」
大体、最初は腐食物からなる黒土の層があるのですが…ここにはそれがほとんど無くてすぐに黄土色の土が現れました。
湿った粘土質と中礫が多めで、詰まった礫の間にある隙間は奥へと続いている…
掘ってみてなんとなく良さそうと感じる土質はこれまでにもいくつもあった。
でもこの場所の土質は今までに経験したどの土質とも確実に何かが異なっている。
何かは分からない…けど。
この場所は正しいような気がする。
上手く言葉にできないけど…正解の土質を私はまだ全く理解できていないはずなのに…ここを見た瞬間に何故か正しいと思うことができたのです。
今までで一番、理想に近いものだと。
知らないのに何故か知っている…不思議。
今までにない期待を抱きながら掘り進めていく。

オオガロアムシ
Galloisiana kiyosawai Asahina, 1959
程なくしてオオガロアムシの成虫♂が出てきました。成虫は久しぶり。
掘りで成虫を出したのは初めて(オサ堀中にただの土の中から出てきた意味不明な奴を除けば)。
成虫が出るって事は地下にそれなりにしっかりした空間が存在しているはず…
気持ちがより一層強いものになる。
今日は決着をつけられる。
できる!!
何故かは分からないけど、この場所は掘りやすくて…もうそれなりに深い位置まで来ているような気がする。
ガロアムシは最初こそたくさん出てきてどんどん自信に繋がりましたが、粘土の中に絡み、他の石と噛み合って詰まった大きめの礫を取り出すのに苦労する段階までくるとだんだん出なくなっていった。
掘り始めてから、40分ほど。
奥の方で動いた者を見逃さなかった。
真っ黒に見えたそれはハネカクシか、もしくは……
奥の方に潜っていったので少しずつ崩してみると、それは姿を現した。
ゴミムシだった。
「!!!!!」
「吸虫管、吸虫管を……!!」

邪魔にならないように後ろに回して首に引っ掛けていた吸虫管を取り出そうとする。
しかし上から着たヤッケに引っかかって出てこない。
___頭の中では同時にその虫が何なのかという考えが巡る。
最初にチャイロホソモリヒラタゴミムシが頭に浮かぶ。違う、こんなに小さくなかった。
そのゴミムシは動き始め、礫の下に潜る。
___次に浮かんだのはミズギワゴミムシだった。
黒くみえる体色や大きさはミズギワゴミムシでも有り得る。けど、こんな環境から出る性格の悪いミズギワなんているのか…?
吸虫管をやっと取り出して伸ばした頃には、そのゴミムシを完全に見失っていた…
そうだった…こういう時は吸虫管じゃないんだ。
チビゴミを見つけたら土ごとすくってタッパーに入れる、ちゃんとそう覚えてたはずなのに…焦ってしまった。
そもそもマジで出るとは思ってなかったので手元にタッパーなど用意しているはずもなく……
運が悪かったのか自分が悪かったのか、ほんの数分前に真上の土石が崩れ落ちて積もった後(最低限しか取り除いていない)で…下方向にも潜れる場所はたくさんある状態でした。
自分が崩した土よりもさらに深く、奥まで逃げられたら詰む。
土を必死にかき分けてそのゴミムシを探します。
「見つかるはずだ、この辺りに絶対にいるはずなんだよ……!!」
諦めてなるものか。
あいつの正体を確かめないまま終わってたまるか。
やがてそれは、変わり果てた姿で目の前に姿を現したのでした。

頭がどっかいってしまってるけど…それでもこれが去年からずーーーーっと探していた、Trechiama地下浅層などで生きるチビゴミムシの仲間である事は充分に分かりました。
つまりは………



ここが彼らの生息環境であり、これが正解の土質
ここが本当の地下浅層だ!!!!

忘れないうちに土石を握りしめてその感覚を体に刻み込む。
肝心のチビゴミムシを完全な状態で出せなかった事への悔しさなんてもはやなかった。
やっと自分の力でここまで辿り着けたんだ…泣きそう。
地下浅層という…意味の分からない場所で生活する虫の姿を目に焼き付ける事が出来ただけでも達成感がある。
まだ時間はある。
こうなったらめっちゃ掘って、追加個体をしっかり得て帰るだけだ!!
1時間後。

エリトラが出ました…
岩盤にぶつかってるのか、掘り方が下手くそすぎるのか…うまく奥に掘ることはできなくなり、横方向に移動しながら穴を広げています。
ちょっと横に移るだけでも水分量が変わって、あまりにも水気が多すぎる場所だと出てこないのではと不安になります。
さらに1時間後。
もう今の穴をこれ以上広げるのは無理だろうと判断し、少し離れた場所からまた穴を掘り始める…

キバナガゴミムシ
Stomis (Stomis) prognathus prognathus Bates, 1883
表面の土石を少し崩したところからキバナガが出た…
この日はすぐ近くの石起こしでも1頭採集しました。
さらに1時間後。

掘っていた穴の真上の土にゆっくり亀裂が入っていき…ドサっと崩れて勝手に穴が埋まっていく。
手のひらの筋肉が限界を迎えており、握る力が入らない。今日はもうこれ以上は掘れそうにない。
穴を埋め戻してここで今回の採集を終了する事にしました。
結局あれから新たなチビゴミムシが現われることはなかった。
それでも…ここまで散々苦戦させられていたチビゴミムシ採集にようやく希望の光が見えてきた。
握りしめた土石の感覚をしっかり刻み込んで、その場所を後にしました。
この場所に感じた『正しさ』の正体とは何だったのか考えた。
それは多分…正しい粘土質だったんじゃないかって。
よく知ってて当然…今回掘ったところはオサムシなんかがよく出てくるしっかりした粘土が含まれた土質でした。
固まった粘土質の土石は中々崩れないので…この場所では穴を掘っている最中に周囲から土が流れ込んでくることが少なかった。だからすごく掘りやすかった。
(崩れる時は固まりになってドサっと落ちてくる。)
Q.
これが正しい粘土質だとしたら今まで粘土質と思って掘っていた場所は何だったのか。
A.
あえて言うなら…ですかね(笑)
水分を多く含み、ネチャネチャしてるそれを私は粘土だと思い込んで今までやってきたんだ。
違う、あれは粘土なんかじゃなかった(笑)
今までは正しい粘土質を含んだ土質に当たった事がおそらく一度も無かった…
だから今まではいい雰囲気だと思った場所でも採れなかったのかなって。
たった1回だけの、半端な成功体験だけだと何とも確信が得られないんだけど…
いずれにせよ。

こんな中途半端な結果じゃ…終われない。
確かめなければ。
このゴミムシの正体を……!!


2018.10.13
もう一度チャンスを下さい。
ギリギリの状態にある標本作りを投げ出して、再びB谷へ向かいました。
今回は寄り道やビーティングは一切行わず、前回掘った沢へと直行。

この時点で9時ごろ。
装備を整えます。
上下にヤッケを着て、今回は長靴を装備。
(いっつも登山靴泥まみれにしてたので…)
こっちではまだちゃんと書いてなかったですが、今シーズンの掘り採集からは革手袋を使ってます。
今までは100均のよくある軍手とか使ってましたが…穴が空いたり水が染み込んで冷たかったり大変だったので。

これなら流石に簡単には穴が空いたりはしなさそう…おかげで指先が痛くなる事は無いのですが、手首側が広く開いてるのでそこから小石が入ってきて爪に入ると結局痛いです(汗)
手首を絞れるタイプのやつの方がいいですね。
(今は上から袖カバーみたいなやつ被せてごまかしてる)
石がつまみにくいですが…ちょっとずつ慣れてきました。
さらに前回の反省から…今まで長い紐で首から下げていた(胸元にあると掘る時邪魔で、後ろに回すことが多かった)吸虫管には伸縮するストラップをつけ、胸元にぶら下げても邪魔にならないようにしました。
これでより速く確保できるようになるはず。
タッパーも常に手元に置いておくようにした。
疲れやすい手のひらや足腰のストレッチを入念に行った。
(直前にやるだけでも筋肉痛がかなり緩和されます)
じゃあ始めようか…
出来る限りの準備はやった。
今日は今までになく本気でチビゴミムシを採る気に満ちています。
とりあえず前回の場所を軽く調べて、土質をもう一度記憶し直す事に。
掘ってみて衝撃を受けた…
地中の水分量が明らかに変わってる。
たしか数日前には雨で、その影響もあるかもしれませんが水分量が明らかに増加していました。
埋め戻しの際、礫を入れる前に上から崩れた粘土が多く溜まったのも原因でしょう…
乾燥したらダメなのは分かるんだけど、逆の場合はどうすればいいんだ…もうちょっと埋め戻し雑で良かったのかな?
改めて掘ろうにも、礫の割合が減って粘土ばかりになった、しかも水分を多く含んでベチョベチョになった土は私が使ってるパイプハンマーでは掘るのが大変すぎて…断念しました。
もともと前回掘った場所はあれ以上深く掘れそうになかったので、別のポイントを探さなければなりません。
前回は幸運にも良い場所を引き当てることが出来たけど…同じような土質を見つけられなければ結局ここ以外でチビゴミムシが採集できない人間になってしまう(汗)
肝心なのは同じ環境を見つけられるセンスを身に付けること。
新しいポイントを探さなきゃ…


とりあえずは源頭部を目指して沢を登りつつ、前回と同じような崩落地を探しますが…コレという場所が中々見つからない(汗)
適当に掘ってみると粘土質に当たる事はあるのですが、何か違うなと思うばかり。

土の色もなんか灰色っぽくて…(色とか関係あんのか?)
各所でキバナガゴミムシが出てきましたが、今回は全スルー。
しかし他のナガゴミムシとかモリヒラタとか全然出ないな…
源頭部、水が染み出すような場所でも掘りましたが…どうも希望が見えず、別の沢に移動する事に。
別の沢でも同じように良さげな環境を探しましたが、見つけられないまま昼になってしまいました。
流石に焦り始める。
やっぱり、今の自分には前回のポイントでしかチビゴミを出す事は出来ないのかもしれない(汗)
後々のことも考えると、今回で一旦決着をつけなければならない。
新たなポイントで掘るのはその後でもできる。
前回の最後は手が疲れてたからうまく掘れなかったけど、あの場所にもまだ掘り残しがあるはず。信じるしかない…
もう一度戻ってきて、前回うまく掘れなかった辺りを頑張って掘ってみることに。
積もった粘土をどかしつづけて…どうにか前と同じような環境に辿り着けました。
礫がかなり複雑に噛み合って埋まってるけど、今回はまだ手が疲れてないので時間をかければ掘れない事もない。
大きめの邪魔な礫を1つずつ取り除いて…少しずつ穴を大きくしていく。

オオガロアムシ
Galloisiana kiyosawai Asahina, 1959
掘り始めてすぐ、前回同様にオオガロアムシが出てきました。今回は♀でした。

ムナビロナガゴミムシ
Pterostichus (Lianoe) abaciformis Straneo, 1955
さらに掘っていくとムナビロナガゴミムシも出てきました。
ここにはちゃんと地下にこのサイズのゴミムシが動き回れる隙間が存在しているようです。
その後ウエノオオナガゴミムシも出てきて…掘る場所合ってるよなこれ!?
他にもムラサキモリヒラタゴミムシなんかが出ました。
(これに関しては掘って出てきたのかどこかから歩いてきたのか分からない)

2,3時間ほどかけて結構掘った。
前回よりは水分が若干多い感じがするけど…掘った深さ的にはそろそろ出てもおかしくない。
前回はこの辺り、すぐ隣で出てる。
心の準備をして警戒し始めた時でした………
「来たっ!!!」
穴の一番奥、掘った場所から転がり落ちて走り出したそれは紛れもなく…前回と同じ黒いゴミムシ。
「タッパーを!!」
穴のそばに置いてあったタッパー。
一度穴から顔を遠ざけ、タッパーの位置を目で見て、掴む。
「あ…。」
タッパーを掴んだところで…自分のやってしまったことを理解した。
さっきまでゴミムシが居た位置に視点を戻してみるが…当然のように見失っていた(汗)
(ここまで、発見からほんの1秒か2秒程度の話)
「……………。」
「何やってんだァァァ!!!!」

「お願いだ…出てきてくれ。俺が悪かった……」
「もう終わりにさせて……」

嘆きながら必死に土石を掻き分けるも、今回は死骸すら出て来ることは無かった。
逃げられた方向さえ分からないのです。
…そりゃそうだろ、一瞬でも目を離したら見失うに決まってんだろ。
まずは土ごとすくって一度手元に寄せたりすれば。
今回は吸虫管だってすぐに展開できる状態だったのに。
ただ…今回もまた焦ってしまった。
何であんな事をしてしまったのか本当に分からない。
既に時刻は15時前。
それなりにしんどくなってきたけど、ここで折れるわけにはいかない。
まだ…諦めたくない。
採れるまでは真っ暗になるまで帰らない覚悟を決めて再び掘り始めました。
深く掘り進めるとやっぱりガロアムシもそんなに出てこなくなる。
決して他の場所に比べて生き物が多いわけじゃないけど、生き物の気配を感じる不思議な土質。
1時間くらい経っただろうか。
頭を穴の奥に突っ込みつつ、奥にある石をつまみ上げた時…そこに鎮座している虫の姿があった。
「目を離すな…」
「目を離すな。」
「目を離すな!!!」

繰り返し、何度も自分に言い聞かせた。
まだ視界の中心にその虫の姿は捉えられたまま。
ありがたいことに、今回はすぐに走り出して逃げたりはしなかった。
視点は固定したままで、首元に下がってる吸虫管を掴み、片側を口に突っ込む。
もう片方を虫に素早く近づけて…思いっきり吸い込む。
次の瞬間にはそこに居たはずの虫の姿は消えていた…
(これ、ちゃんと吸えてるよね…………!?!?)
若干怪しいけど、入ってると信じて吸虫管の中を覗いてみる…

「っああああ………」
拳を握りしめて、静かにその場に倒れた…
とてもとても長く、辛いものだったチビゴミムシの採集にようやく一つの成果が出た瞬間でした。
正直1頭目に逃げられた時点でもう、ダメかと思ったけど…諦めなくてほんとに良かった。

イナナガチビゴミムシ
Trechiama (Trechiama) kimurai S. Uéno, 1959

これが正真正銘のTrechiama…真っ暗な地下深くで生きる虫の一種、イナナガチビゴミムシです。
光を当てて写真を撮ると薄暗い飴色が見えてきますが、野外では真っ黒なゴミムシに見えます。
この類のチビゴミムシの中ではむしろ少ない、複眼を持つ種類です。
(多くの種は地下での生活に適応した結果、複眼を捨てている)
複眼を持つ種類は結構浅めの所から得られる事も多いという話があり、今回私が掘ったところもまだ全然浅い所なのかも知れませんが、確かに地下浅層らしき場所で生活していました。
前回の個体も同種のようです。
近場で見つからないはずがないと前々から思っていた種類ですが…自力で採る事が出来て本当に嬉しかった。
「ありがとう。」
この場所に居てくれた事。
出てきてくれた事。
生きてしっかり姿を見せてくれた事。
…しばらく余韻に浸ったところで、採集した環境を振り返り記憶に刻みます。



出てきたのは3枚目の写真にある、直径5cmもない石の下でした。
しっかりと目に焼き付け、土質を握りしめて覚えておきます。

その後も少し掘っていたのですが、1頭採れた安心感から完全に力が抜けてしまい…今まで忘れていた疲れがひしひしと感じられるようになってきた(汗)
どのくらいまでやろうかと迷っていると、穴の上の粘土が一気に崩れ落ちて穴を塞いでしまったので…他の場所も埋め戻して今回はここで終わる事に。


帰り道、林縁を眺めてると何処かの採集記で見たような不思議な穴の空いた枯葉を見つけた…
コブヤハズカミキリの仲間の食痕が確かこんな感じだったはず。
枯葉に注目しながら山道を下ってると、色んなところで、色んな種類の植物の枯葉に同様の食痕が見られました。
叩きはしたのですが、ちょっと時期も遅かったかもしれません…来年はちゃんと探せるといいな。
20181031005241913.jpeg
という感じで無事に地下浅層のチビゴミムシ採集を達成する事が出来ました。
↑はだいぶ埋まった後に写真撮ったのであんまり分かんないですが…前回と今回は結構掘った。今までで一番深くまで掘ったと思う(汗)
泥だらけになっても頑張りが報われると本当に気持ちがいい採集ですね…採れて初めてわかる楽しさです。
けど、もうしばらくの間はいいかな…(笑)


2018.10.20
もう少し続きます(汗)
この辺りの日は色々と無茶をしすぎたせいもあったかもしれない、久々に風邪をひいてしまいました。
1日でなんとかしたのですが…眼鏡を踏み潰して破壊してしまった(汗)
で、この日眼鏡を買いに行ったその帰り道。
道に落ちているエビフライみたいなやつが目に止まった。

ミノウスバ
Pryeria sinica Moore, 1877
それはエビフライなどではなく(笑)、初めて見るミノウスバでした。
(近くでさらにもう1頭見つかりました)
すぐそばには本種の寄主植物であるマサキがちゃんとありました。
羽化したて(不全?)だったようで大人しかったので、小さな紙の袋に包んでお持ち帰りしました。


2018.10.28
文化祭での展示を終えて帰ってきた。
(完成した標本箱とかの話はまたいずれ…)
道具も何も持ってないのに、帰りに久々に夜回りポイント寄って行こうと思い立つ。
直翅類の鳴き声もほとんど聞こえなくなり、寒くて静かになりました。
一部のマルガタやゴモク、ツヤヒラタゴミムシはまだ動いているようです。
街灯には夏場のように虫が集まっている事はありませんが、時々ポツンと存在感のある虫がついている事があります…キリガの仲間です。

ケンモンミドリキリガ
Daseochaeta viridis (Leech, [1889])
綺麗なケンモンミドリキリガがいました。
おとなしいので、荷物に乗っけてそのまま連れて帰りました(笑)
変色させずにちゃんと標本にできたので良かった。

左: ゴマダラキリガ
Conistra castaneofasciata (Motschulsky, 1861)
右: ノコメトガリキリガ
Telorta divergens (Butler, 1879)
他にも初めて見る秋のキリガが見られました。
夏場みたいに賑やかな感じじゃないですが、ゆったりできる夜回りもこれはこれで楽しい。
他のキリガもちょっと探してみたくなってきたな…


2018.10.29
今日夜回り行くかと思ったところでちょうど先輩から電話がかかってきて、灯りのポイントに連れて行っていただける事になりました。
行く前に少しだけ夜回りポイントを見る時間をもらったので街灯を見てまわりましたが…採集したいと思うほどのものには出会えませんでした。

左: ケンモンミドリキリガ
Daseochaeta viridis (Leech, [1889])
右上: ノコメトガリキリガ
Telorta divergens (Butler, 1879)
右下: カシワキボシキリガ
Lithophane pruinosa (Butler, 1878)
他には去年どっかで見たような秋のエダシャクを何頭か見つけたくらい。
ここからは先輩と一緒に灯りのポイントへ行きました。

ウスタビガ♂
Rhodinia fugax fugax (Butler, 1877)
まず最初に先輩が見つけたのは…ウスタビガの♂でした。
ウスタビガの♂は明け方によく灯りに飛んでくるという話があって、この時間帯に出会えたのはラッキーでした。
(この個体は譲っていただきました)
この後もう一頭、翅の欠けた個体が見つかりました。

ウスタビガ♀
Rhodinia fugax fugax (Butler, 1877)
♂だけでなく♀も数頭見つかりました。
綺麗だったこの個体は採集しました。

左: ホソバハガタヨトウ
Meganephria funesta (Leech, [1889])
右: アオバハガタヨトウ
Antivaleria viridimacula (Graeser, 1889)
他に採集した蛾。
ハガタヨトウの仲間は翅の形とか模様が格好良いですね…

ヒョウゴマルガタゴミムシ
Amara (Curtonotus) hiogoensis (Bates, 1873)
こちらは別ポイント、以前シンシュウマルガタゴミムシを採った街灯下で石を起こしたら出てきたヒョウゴマルガタゴミムシです。
ナガマルガタじゃないって事だけはすぐに分かったので、またシンシュウマルガタかと思ったのですがあまりにも大きく…そういえばヒョウゴマルガタなんてのもいたよな(汗)
こちらはこちらでそんなに多い虫では無いのではないだろうか…
このヒョウゴマルガタもそうでしたが、ここで石起こして出るゴミムシは越冬入ってる感がありました。
(特有の動きの鈍さがあった)
流石に寒すぎる…鼻水が勝手に出てくるレベル。
それでもこの場所の街灯にはウスタビガ♀3頭がついており、♂が1頭元気に飛び回ってました(笑)
早朝に飛来するって話は一体…
この日はこんな所でした。
前来た時と比べたら蛾の数はかなり減りましたが、これでも最近では結構多い方の当たり日だったみたいです。
こんな寒いのによく活動できるよなと思ったのでした…
私の採集活動もまだまだ続くでしょう(笑)
まだやりたい採集がいくつかあるから。
【結果】 ※色付きは自己初採集
2018.10.03
ヒラタキイロゴミムシ
Trechus (Epaphius) ephippiatus Bates, 1873
2exs.
フタボシチビゴミムシ
Blemus discus discus (Fabricius, 1792)
8exs.
チビミズギワゴミムシ
Polyderis microscopicus (Bates, 1873)
1ex.
アトオビコミズギワゴミムシ
Porotachys recurvicollis (Andrewes, 1925)
1ex.
ヒロムネナガゴミムシ
Pterostichus (Argutor) dulcis (Bates, 1883)
1ex.
ヒメツヤヒラタゴミムシ
Synuchus (Synuchus) dulcigradus (Bates, 1873)
1ex.
マルガタツヤヒラタゴミムシ
Synuchus (Synuchus) arcuaticollis (Motschulsky, 1860)
1ex.
マルガタゴミムシ
Amara (Amara) chalcites Dejean, 1828
1ex.
クビナガゴモクムシ
Oxycentrus (Oxycentrus) argutoroides (Bates, 1873)
1ex.
キベリチビゴモクムシ
Dicheirotrichus (Trichocellus) tenuimanus tenuimanus (Bates, 1873)
1ex.

トックリゴミムシ
Lachnocrepis prolixa (Bates, 1873)
1ex.
チャバネクビナガゴミムシ
Odacantha (Heliocasnonia) aegrota (Bates, 1883)
1ex.
未同定マメゲンゴロウ
1ex.


2018.10.07
クロウスタビガ
Rhodinia jankowskii hattoriae Inoue, 1965
3exs.
ウスタビガ
Rhodinia fugax fugax (Butler, 1877)
1ex.
ヒメヤママユ
Saturnia jonasii jonasii (Butler, 1877)
4exs.
ケンモンミドリキリガ
Daseochaeta viridis (Leech, [1889])
1ex.
アオバハガタヨトウ
Antivaleria viridimacula (Graeser, 1889)
1ex.
ギンボシキンウワバ
Antoculeora locuples (Oberthür, 1880)
1ex.
オオアヤトガリバ
Habrosyne fraterna japonica Werny, 1966
1ex.


2018.10.08
アカガネチビタマムシ
Trachys tsushimae Obenberger, 1922
2exs.
イナナガチビゴミムシ
Trechiama (Trechiama) kimurai S. Uéno, 1959
1ex.

キバナガゴミムシ
Stomis (Stomis) prognathus prognathus Bates, 1883
2exs.
カッコウカミキリ
Miccolamia cleroides Bates, 1884
1ex.
ナカスジカレキゾウムシ
Acicnemis suturalis Roelofs, 1875
1ex.
ヨツボシキバネナガクチキ
Stolius vagepictus Lewis, 1895
1ex.

トビイロツノゼミ
Machaerotypus sibiricus (Lethierry, 1876)
1ex.
オオガロアムシ
Galloisiana kiyosawai Asahina, 1959
1ex.


2018.10.13
イナナガチビゴミムシ
Trechiama (Trechiama) kimurai S. Uéno, 1959
1ex.
ムナビロナガゴミムシ
Pterostichus (Lianoe) abaciformis Straneo, 1955
1ex.
ウエノオオナガゴミムシ
Pterostichus (Paralianoe) uenoi uenoi Straneo, 1955
1ex.
ムラサキモリヒラタゴミムシ
Diacanthostylus integratus (Bates, 1883)
1ex.
オオガロアムシ
Galloisiana kiyosawai Asahina, 1959
1ex.


2018.10.20
ミノウスバ
Pryeria sinica Moore, 1877
2exs.


2018.10.28
ケンモンミドリキリガ
Daseochaeta viridis (Leech, [1889])
1ex.


2018.10.29
ヒョウゴマルガタゴミムシ
Amara (Curtonotus) hiogoensis (Bates, 1873)
1ex.
ヒメツヤヒラタゴミムシ
Synuchus (Synuchus) dulcigradus (Bates, 1873)
1ex.
マルガタゴモクムシ
Harpalus (Harpalus) bungii Chaudoir, 1844
1ex.
キベリチビゴモクムシ
Dicheirotrichus (Trichocellus) tenuimanus tenuimanus (Bates, 1873)
1ex.

シワヒサゴゴミムシダマシ
Misolampidius rugipennis Lewis, 1894
1ex.
ウスタビガ
Rhodinia fugax fugax (Butler, 1877)
2exs.
ゴマダラキリガ
Conistra castaneofasciata (Motschulsky, 1861)
1ex.
ホソバハガタヨトウ
Meganephria funesta (Leech, [1889])
1ex.

アオバハガタヨトウ
Antivaleria viridimacula (Graeser, 1889)
1ex.

コメント

  1. 匿名 より:

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    ウスタビガ結構今の時期って居るんですね…
    エビフライの奴、ツイッターで見ました。
    風邪も一日で直って眼鏡買いに行った帰り道に未採集の虫発見するって運良すぎですねw

  2. 執虫 より:

    SECRET: 0
    PASS: c2d6779891af30736e4a55227e1c3fdb
    ウスタビガは同じ長野県内でも場所によっては完全に発生が終わってたり、今がピーク?だったりするらしいです。
    たしか関東の方だとまだ先ですよね。
    等価交換…にはなってないですね(笑)

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